川栄李奈さんが、『ザ・ノンフィクション「生きた証を抱きしめて~愛するあなたとデスマスク~」』(5月31日(日)13時40分~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。
亡くなった人の顔を型取りし、面影を形として残す「デスマスク」。その製作に日本でたった一人、向き合い続けている職人がいます。愛する人の死と向き合う家族の思いと、その面影を覚悟を持って残し続ける職人の物語。
ナレーション収録後、川栄さんにインタビュー。デスマスク職人の仕事と、師弟の関係を見守って感じたこと、自身が子どもに残したいもの、事務所独立から半年の今の心境についても聞きました。
愛する人の顔をずっと見ていたい…“デスマスクの向こう側”にある心の物語
これからもずっと、愛する人の顔に触れていたい…「デスマスク」の製作を依頼する遺された家族の思いとは。
亡くなった人の顔を型取りし、その面影を形として残す「デスマスク」。その製作に日本でたった一人、向き合い続けている“職人”が権藤俊男さん(72)です。
製作の依頼は、幼い子どもを失った両親や、尊敬する父を亡くした息子など、深い喪失感を抱いた家族から寄せられます。愛するあなたにそばにいてほしい…そんな、かなわぬ思いに応えるため、権藤さんは静かに顔の型取りを進めていきます。
完成したデスマスクを前に、涙を流しながら笑顔を見せる家族たち。そこに存在するのは、ただの“死者の顔”ではありません。手に触れ、抱きしめることができる故人の面影であり、確かに生きていた証なのです。
その一方で、デスマスクの依頼は年間わずか10件ほど。技を受け継ごうにも、この仕事だけで生活していくことは難しく、これまで何人もの弟子が去っていきました。
そんな中、権藤さんのもとに新たに現れたのが、27歳の元さん。「人に寄り添う仕事がしたい」。そう願い弟子入りした元さんは、この仕事に引かれていきます。しかし、現場での一つのミスをきっかけに気持ちが揺れ始め…
写真も動画も簡単に残せる時代に、なぜ遺された家族は「デスマスク」を求めるのか。愛する人の死と向き合う家族の思いと、その面影を残し続ける職人の覚悟を見つめました。
