優勝チームに2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権が与えられる「バレーボール アジア選手権2026」。8月21日(金)に女子の戦いが、9月4日(金)に男子の戦いが開幕します。
フジテレビの『Live News α』は、大会に臨む日本代表選手たちを取材した特集【VOLLEY BαLL with α】をお届けします。
8月2日に閉幕したネーションズリーグで、史上初となる13連勝を果たした男子日本代表。
今回は、そんな快進撃の立役者の1人で、男子日本代表のエース・髙橋藍選手の変化に迫りました。
髙橋藍 肉体改造で見えた変化「明らかにキレが違う」
「バレーボール アジア選手権2026」は、アジア王者を決定すると同時に、2028年ロサンゼルスオリンピック(以下、ロス五輪)出場権がかかった重要な大会。アジアの強豪国が集結し、激闘が繰り広げられます。
世界のトップが集うネーションズリーグで、史上初の13連勝を果たした男子日本代表。8月1日に行われた決勝ラウンドの準決勝では、フルセットの末、惜しくもアメリカに敗戦。翌2日に行われた3位決定戦では、1-3でスロベニアに敗れ、大会4位という結果に終わりました。
そんな男子日本代表ですが、史上初の13連勝という快進撃を果たした立役者の1人が、アウトサイドヒッターの髙橋藍選手。
ネーションズリーグで男子日本代表が戦った15試合全てに出場し、攻守5つの個人部門で世界トップ10入りを果たしています。
特に、攻撃面における部門別・個人成績は、2026年7月31日時点で、「総得点」が229得点で全体5位、「1試合のスパイク決定本数」が全体5位、サービスエースが全体1位タイ。さらにスパイクレシーブも全体6位と、今シーズンの進化の証と言えます。
この1年、髙橋選手はある「変化」を求め続けてきました。
髙橋藍選手:
最初は興味本位でした。日本代表で合宿をしているときに、感覚的に去年はもう少し跳んでいたかな、といろいろ感じたことがあり、(トレーナーさんに)キレをもう少し出したいなと相談したときに、体脂肪率を落としてみるかと言われました。
自らと向き合う中で感じた「肉体改造」の必要性。
昨年の夏からトレーニングだけではなく、食事も栄養士のアドバイスのもと、徹底的な管理を始めました。
髙橋藍選手:
野菜や胸肉などをせいろ蒸しにするというのをやっていました。筋力だけは落ちないように、タンパク質やプロテインは摂取しておいて、炭水化物を少し減らしました。あとは完全に脂質を減らすことを意識していて、体重は少し減りました。
結果、髙橋選手はこの1年で体脂肪率をおよそ4%、体重も4㎏減量することに成功。その成果は、髙橋選手を見続けている代表スタッフから見ても明らかでした。
日本代表 伊藤健士コーチ:
やはりジャンプ力が増しているのが見て分かりますし、打力もすごく力が乗っていて、3枚ブロックなど本当に難しいシチュエーションであっても、相手のブロックを飛ばすことができています。打ち方ももちろんいいのですが、そもそも打点の高さが今シーズンは本当に出ています。
髙橋藍選手:
浮遊感が変わるっていうのが一番大きいかなと思っていて、あとは自分自身がプレーしていても明らかにキレが違います。スパイクのスイングスピードとかインパクト、球の速さもそうですし、それが僕は感覚としてはすごく変わったかなと思います。
ジャンプの感覚を軽やかに感じられることにより増えた、空中での「選択肢」。そこへキレを増したスパイクが合わさることで、高い得点力につながります。
実際に髙橋選手の1試合の平均得点を見ると、試合数に違いはあるものの、2024年大会は11.80点、2025年大会は12.20点だったのに比べて、今大会は、2026年7月31日時点で17.62点と、得点力が大幅に上がっていることがわかります。
変化を求め、成長を止めることなく、世界のトップへ駆けあがっていく髙橋選手。この夏のアジア選手権、日本をロス五輪へ導きます。
髙橋藍選手:
最終的には個人の力になるので、個人の力をどれだけ世界トップレベルに持って行けるかというところは、それぞれの選手の責任だと僕は思っています。
髙橋選手のめざましい活躍は、変化を求め続けているストイックさから生まれているようです。
「バレーボール アジア選手権2026」は、フジテレビで放映・配信します。
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