優勝チームに2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権が与えられる「バレーボール アジア選手権2026」。8月21日(金)に女子の戦いが、9月4日(金)に男子の戦いが開幕します。

フジテレビの『Live News α』は、大会に臨む日本代表選手たちを取材した特集【VOLLEY BαLL with α】をお届けします。

今回は、昨シーズン代表活動を1年間休養した日本代表を支えるサウスポー・西田有志選手に、なぜ代表を離れたのか、その理由に迫りまりました。

自らの土台を見つめ直す“原点回帰”

サッカー日本代表は惜しくも敗れてしまいましたが、男子バレー日本代表は現在ネーションズリーグで無傷の8連勝。快進撃を続けています。そんな快進撃を続ける代表を支えるサウスポー・西田有志選手ですが、昨シーズンは代表活動を1年間休養しました。なぜ代表から離れたのか、その理由に迫りました。

©Volleyball World

チームトップの81得点をあげ、強烈なインパクトを残した2024年パリオリンピック。

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しかし、目標としていたメダル獲得には及ばず。西田有志選手が選んだのは1年間の代表休養でした。

西田有志選手:
自分が必要と思っているところに時間がなかなか割けないのが、この(代表の)スケジュール感だと思うので。多分なにか自分も変わらないと、代表でプレーしていてもあれ以上にはならないですし、ロスを目指すっていうのが僕の中での成長過程だと思います。

ひた向きな西田選手が求めたのは、バレースキルの向上ではなくもっと根本的なものでした。

西田有志選手:
ランニングの中がすべて詰まっているなと僕は思っています。1日20キロ弱くらいのショートスプリントを常に走り続けています。

西田選手は、運動の基礎中の基礎とも言えるランニングこそ、自分をもう1つ上のレベルへ引き上げるカギだと考えました。

西田有志選手:
ジャンプに対しても、助走・アプローチ・腕の振り子、どう使ったら上に飛べるのか、そして、どう力をボールに乗せるのかというところまで繋がっている土台が、ランニングだと思っています。

原点に返り、自らの土台を見つめ直す“原点回帰”。これが、西田選手が求めていた時間です。

西田有志選手:
ジャンプのところに対しても最下点から最高点に飛ぶところのスピードが速くなったりや、そういうところに繋がりはあるので、力を入れて精一杯飛べるというのではなく、頑張らなくても飛べるようになったというところでしたね。

アタッカーとして、世界の中では身長は決して高いとは言えない西田選手に必要不可欠なのは、「素早く・高く」飛ぶこと。そのための体づくりを1年間やり続け、より質の高い跳躍力を手に入れました。

その取り組みが結果として現れました。
今年のSVリーグ・チャンピオンシップでは「楽に飛べるようになった」と安定感を増したスパイクは、5試合最後まで質を落とすことなくチームを初優勝に導きました。

この夏、休養を経て進化した西田選手のスパイクが、日本をロスオリンピックに導きます。

西田有志選手:
しっかり1つの目標に全員で向き合いながらトライできたらなと思います。全員でより目を見合って戦って、支え合って、喜びの姿を見せられたらなと思ってます。

ネーションズリーグでは、世界ランキング1位のポーランド相手に勝利をもぎ取った日本代表。目指すべき先へ、確かな進化を続けています。

「バレーボール アジア選手権2026」は、フジテレビで放映・配信します。