優勝チームに2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権が与えられる「バレーボール アジア選手権2026」。9月4日(金)に男子の戦いが開幕します。
フジテレビの『Live News α』は、大会に臨む日本代表選手たちを取材した特集【VOLLEY BαLL with α】をお届けします。
今回は、男子日本代表の最年長・セッターの深津英臣選手の、7年ぶりの代表復帰にかける思いに迫ります。
深津英臣 変わらず持ち続けていた日本代表への思い
「バレーボール アジア選手権2026」は、アジア王者を決定すると同時に、2028年ロサンゼルスオリンピック(以下、ロス五輪)出場権がかかった重要な大会。アジアの強豪国が集結し、激闘が繰り広げられます。
そんな大会に欠かせないのが、「史上最高の逸材」(石川祐希選手)や「プリンセスメグ」(栗原恵元選手)など、日本バレーの選手たちを彩ってきたキャッチコピーです。
今大会に向けても、各選手にキャッチコピーを用意。3つの候補の中から、選手本人に最終決定してもらいます。
今回選んでもらうのは、男子日本代表・深津英臣選手、36歳。チーム最年長で、攻撃を組み立てる司令塔を担うセッターです。
そんな深津選手のキャッチコピー候補は…
①輝く!最年長の司令塔オミさん
②帰って来たオミ、史上最高の36
③光るいぶし銀のトス~復活のF~
果たして、深津選手が選んだキャッチコピーとは…?
深津英臣選手:
『光るいぶし銀のトス~復活のF~』です。復活のFは好きかな。(僕は)深津だし復活だし。
深津選手は、2013年に日本代表 初選出。2016年のリオデジャネイロオリンピック最終予選では、正セッターとして戦い抜くも、大舞台まであと一歩届かず。
そのリベンジを決意し始動した翌シーズンには、日本代表のキャプテンにも抜てきされました。
しかし、東京、そしてパリでは同じチームの後輩でもあった関田誠大選手が、絶対的司令塔としてコートに立っていました。
深津英臣選手:
7~8年間くらい代表に来られなくて、最初の2、3年は本当に日本代表を見るのも嫌でした。その時は「なにくそ」でしたよね。
でもそこから、「勉強させてもらう」じゃないですけど「(代表に選ばれた)こいつらすごいな…」と思いながら(見ていた)。
でもこの7、8年の間で何一つ変わらなかったのは、「やっぱりここに来たい」。「日本代表に来たい」というのはずっと変わらなかったです。
今年、関田選手がチームを離脱し、深津選手が7年ぶりのA代表復帰。ネーションズリーグでは、ベストセッターランキング3位タイに入るなど13連勝の快進撃にも貢献しました。
今大会、チームトップの得点を重ねたエース・髙橋藍選手も、深津選手の存在に支えられたといいます。
髙橋藍選手:
深津選手が入ったことによって、自分たちスパイカー陣もストレスを抱えずにコンビを組めたところも、間違いなくこの強さにつながっていると思いますし、深津選手の存在が大きいのかなと思います。
まさに「復活のF」。
2014年からチームを見てきた伊藤健士コーチは、今の深津選手をこう語ります。
日本代表 伊藤健士コーチ:
やっぱり一番頼りになっているのは深津英臣選手ですね。
セッターとして非常に視野が広くて、今の連勝は自信にはつなげていいと思うんですけど、決して我々の力がめちゃくちゃ抜けてるっていうわけじゃない。そういうのを理解しています。
感情に左右されず、チームの状態を正しく把握する。長年、代表のコートに立てなかったからこそできる、深津選手の強み。
史上初の13連勝についても…
深津英臣選手:
いろんな人から史上初(13連勝)だねと言われましたが、何も達成感はありません。負けたことの方が記憶に残っているので。
復活したベテランセッターは、その冷静さで精神的にも技術的にもチームを支える存在へ。
今度こそ、大舞台に立つために。苦しみを知る最年長は、静かに狙いを定めます。
深津英臣選手:
このアジア選手権ではどんなにいいバレーをしようが負けたら終わりなので、自分たちを信じて、自分を信じて、大事な場面で勝負したいなと思ってます。
「バレーボール アジア選手権2026」は、フジテレビで放映・配信します。
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