<内田有紀 コメント>
――オファーを受けたときは、どう思いましたか?
この年齢でラブストーリーを演じるということは、私にとっては挑戦だと思っています。若いころにラブストーリーは経験させていただいているのですが、しばらくの間携わってきませんでした。今この年齢になっての、リアリティのあるお芝居や表現ができたらという挑戦でもあります。
この作品には、年の差という要素もあるので、好きになる、好きにならないだけの話ではなく、そこには人生観も組み込まれていて、なぜ相手を好きになるのか?というプロセスが、20代や30代のラブストーリーとはまったく異なってくると思います。
そこを丁寧に演じたいですし、私は助演として作品を支えることにしばらく集中してきたので、今回は、まっすぐみなさんに届けられるように、作品を作っていきたいです。
――寺西さんの印象は?
すごくナチュラルに、飾らないでいてくださるので、素直に表現ができますし、何より見せ方を一緒に考えてくれるので、もうチームワークができている感じがします。プロフェッショナルに向き合ってくださるし、とても愛情のある方だと思います。
――葵という役をどのように演じようと考えていますか?
葵は、自分の人生に期待をかけすぎてパンクしてしまったようなところがあって、人生いろいろと失敗してしまったり、後悔するようなところも持ちつつも、「現状維持」「これでいいんだ」と思いながら生きている女性です。
この年齢になるまで、酸いも甘いも経験してきて「そんなに人生ってこれから変わらないだろうな」と思っているけれど、心の奥底では、若いころに憧れていた、叶えたかった夢をもう一度叶えてみたいし、もう一つの人生があるなら歩きたいなと思っている。
そんなときに、寺西さん演じる澄晴に出会って、少しずつ変わっていくというお話になっています。50代のリアルな心の葛藤を演じていきたいですし、見ている人が「そうそう!そうなの」と思ってくれるようなお芝居をできればいいなと思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
年齢を重ねてくると、「諦めた方が楽だな」なんて考えてしまうことも、ときにはあると思いますが、本当はもう一歩変わってみたっていいですし、幸せっていうものも更新できると思うんです。
このドラマは恋愛ドラマではありますが、それだけではなくて、見てくださった方が「明日楽しめるかな?」と思えるようなドラマを作っていきたいですので、見てくださる方の心が軽くなってくれるといいなと思います。
