<三竿玲子(プロデューサー)コメント>
これまで、いわゆる背徳の恋を描くドラマを手がけるなかで、少し毒のある物語の中にも「これは私の物語だ」と感じていただけるリアルさを大切にしてきました。
そんな作品を重ねてきたからこそ、今回は「これが私の物語だったらいいのに…」と、どこか憧れを抱いていただける恋愛ドラマを作りたいと思いました。不倫などの恋愛ドラマが当たり前になった今だからこそ、あえてまっすぐな恋愛を描きたい。恋愛の優先順位が下がりつつある現代だからこそ、人の人生を豊かにしてくれる恋の力をもう一度描きたいと思い、この企画が生まれました。
主人公は、それぞれ異なる理由で人生を諦めかけている20歳差の男女。出会いをきっかけに止まっていた時間が動き出し、お互いの人生を取り戻していく物語です。
主人公の一人・葵は、仕事もスマートにこなす魅力的な女性でありながら、人生の酸いも甘いも経験し、「これ以上波風を立てずに生きていきたい」と願う女性です。内田有紀さんは、今も昔も多くの女性の憧れの存在であり、自然体の魅力を持つ方。まさに、私のイメージした葵であり、内田さんなら、葵の繊細な心の揺れを表現していただけると確信し、お願いしました。
もう一人の主人公・澄晴は、環境によって多くを奪われ、本来の自分を押し込めながら生きている男性です。寺西拓人さんは、以前拝見したドラマで強く印象に残る存在でしたが、改めていろいろと拝見した際、その芯の強さと豊かな表現力に魅了されました。澄晴の抱える複雑な内面と外の顔、いろんな表情を見せる澄晴を説得力を持って表現してくださると思い、お願いしました。
20歳差の2人が静かに惹かれ合い、恋を通して人生を取り戻していく姿は、きっと「これが私の物語だったらいいのに…」と思っていただけるような物語になるはずです。
このドラマが、ご覧になるみなさまの人生を少しだけでも豊かにする作品になれたら幸いです。ぜひ、毎週楽しみにご覧ください。
