――『ザ・ノンフィクション』の“語り”は初挑戦ですが、決まったときはどんな気持ちでしたか? 

最初『ザ・ノンフィクション』のお仕事をいただいたと聞いて、「私が密着されるのかな?」とちょっとドキッとしました(笑)。でも“語り”だと聞いて、これまで名だたる方々が担当されているので、そこに声をかけていただけたことはすごく嬉しかったですし、頑張らなきゃと思いました。

――これまでのナレーションの仕事と今回の語りで、読み方の違いは感じましたか?

普段は、芸人さんのロケVTRの合間に入るナレーションなどをさせていただくことが多いのですが、そこでは自分が思うより2、3段階テンションを上げて話して、やっとちょうどいいくらいになります。明るい声で、言葉を一つひとつ粒立てて、インパクトを強めに伝える感じです。

今回の“語り”は、もっとナチュラルでゆっくりで、みなさんの耳や心にスッと入っていくようなスピードとテンションを大事にしました。笑えるシーンがあっても、頑張ってツッコむように読むと逆に面白くなくなったり、良さを消してしまったりする気がして。

視聴者のみなさんの気持ちを代弁しつつ、あたたかく寄り添いたいという気持ちで読みました。とても難しかったですが、やりがいがあり勉強になりました。

渋谷凪咲「興味をもっと追求して全力で生きてみよう」

――改めて、渋谷さんが思う今回の見どころを聞かせてください。

「今、あなたは幸せですか?」と聞かれたら答えるのが難しいという方も、少なくないのではないでしょうか。いろいろなものを手にして幸せなはずなのに、心の中にぽっかり穴が開いているような感覚が私自身にもあります。

でも増井さんは、家を持たず日雇いの仕事で生活していて、行った先で確実にテレビに映り込めるかどうかも分からない日々を送っていても「幸せです」と話していました。やりたいことに全力で向かい続けられる精神力はすごいなと感じましたし、幸せは、やりたいことをやっているときに感じるものなのだなと改めて思いました。

私は今やりたいお仕事をさせていただいていますが、興味があることをもっと追求して全力で生きてみようと思いました。

『ザ・ノンフィクション』予告・無料配信

YouTube「フジテレビドキュメンタリー」では、『ザ・ノンフィクション』の予告を配信中。5月3日(日)14時~「あしたもテレビの片隅で~映り込みに捧げる奇妙な人生~」予告。

<過去の放送はTVerFODで、期間限定で無料配信中!>

4月5日・12日放送「上京物語2026 前・後編」(語り:MOMONAさん):5月10日まで。

4月19日放送「僕と師匠とチンドン屋~24歳 令和の師弟物語~」(語り:古川琴音さん):5月17日まで。

4月26日放送「100億円男の人生相談~満たされない心の行方~」(語り:礼真琴さん):5月24日まで。