ナレーション収録を終えたMOMONAさんにインタビュー。印象に残った登場人物や、「今も、向き不向きを考える瞬間はある」という、自身がくじけそうなときの乗り越え方、物語にちなみヘアケアや美容健康で意識していることなどを聞きました。

MOMONA「共感して、私も一緒に働いているような気持ちになった」

――映像の中で、特に印象に残った方はいますか?

新潟出身のことじさんです。まわりには、とにかく行動してどんどん成長していくタイプの人もいますが、私はことじさんと同じで、一つひとつ自分の中に落とし込まないと次に進むのが怖いと感じるタイプで。物事を整理して確信を持ってからやりたいという気持ちが強いぶん、同時にいろいろなことをしようとすると、一つのことだけに集中して頭が固くなってしまうんです。

ことじさんたちを見て、同期とは仲が良いけれど、自分にはできないことをこなしている姿に葛藤もあるのかなと思いました。共感して、私も一緒に働いているような気持ちになってしまって。「わかる!」と思いながら見ていました。

――壁にぶつかり挫折しそうになる新人も出てきますが、MOMONAさんはそういう経験はありますか? 

私たちは自分の体や声で、歌って踊って表現する仕事なので、常に気持ちと連動していると思います。気持ちが落ちると声の出方が変わったり、体が思うように動かなくて重心がぶれたりするので、そういうスランプにならないよう常に意識しています。

私は1年半ほど芸能界を離れて、SNSにも自分の姿を一切出さない時期がありました。その頃は「自分は芸能界から遠く離れた世界のほうが向いているんじゃないか」と本気で思ったこともありましたし、改めて挑戦している今も、向き不向きを考える瞬間はあります。

でも、そこを支えてくれるのがME:Iのメンバーで。自分では気づけない私の良いところを、みんなが言葉にしてくれることで自分を保てますし、「ここでやっていく意味は絶対ある!」と思えるんです。

(C)LAPONE GIRLS

――映像ではモチベ(モチベーション)を気にする若者が多い印象でした。

モチベ、分かります。みんな常に意識していると思います。私は“仕事モード”に入ると、楽しんでやりたいことも、どうしても仕事として考えてしまうのですが、ほかのメンバーはロイさんのように感情に素直なタイプが多いので、「楽しい!」とか「疲れた!」とか、見ていて分かるんです。

だから、自分のモチベーションを保つのは大事なことだなと感じますし、私自身も見失いたくないなと思っています。

――改めて、『ザ・ノンフィクション』にはどんな印象を持っていますか?

“語り”を担当するにあたって、過去の放送をたくさん見ましたが、本当にいろいろな業界のプロフェッショナルがいて、それぞれのノンフィクションがあるんだなと感じました。どんなきっかけで今の仕事や環境にたどり着いたかは、自分の選択だけではなく、いろいろな人の支えやいきさつがあるんだなと思いますし、別世界を見ているような、すごく不思議な気持ちになります。

私は「自分にはできることが何もないんじゃないか」とネガティブになることもあります。でも誰でも、他人から見たらその人にしかない魅力があって、誰にでもできる仕事はなくて。いろいろな人がいて社会が成り立っているんだというのを、改めて感じさせてくれる番組だと思います。