22年間苦しみ続けてきた安藤たちのためにも、必ず事件を解決に導くと覚悟を決める捜査一課特殊班の上田学(神尾佑)。しかし公安には、伊澤を犯人に仕立て上げることで自己啓発団体「新生自尊の会(以下、自尊の会)」を抑制してきたという公安なりの事情があった。
大沼が真犯人だと特定されると、罪を押し付けられてきた「自尊の会」から名誉毀損で訴えられる可能性もある。それを宮内は心配するが、藤原は今さら22年前の物証が見つかるはずはないと考えていた。
大沼(大塚明夫)が山に捨てた起爆装置は見つかるのか…!?
大沼が犯人であるという確実な証拠となるのは、事件後、大沼が山に捨てたと証言している爆弾の起爆装置となった携帯電話だ。北川と上田は大規模な捜索を計画するが、現場でマスコミや動画配信者をコントロールするのは人数の少ない広報にとって並大抵のことではない。
今泉と安藤は気を引き締めて現場に向かうが、警察の動きを察知した記者が押しかけ、さっそく対応に追われることに。現場に到着した大沼は携帯電話を捨てた場所を証言するが、現場の地形が変わっていることもあり捜索はなかなか進まない。
そんななか、安藤は伊澤の妻・陽子(中込佐知子)の元へ。事件当時、安藤(緒形敦)が伊澤を病死だと発表することに同意したのは彼の“名誉”のためだったのだが、伊澤の死因に気づいていた陽子は本当に伊澤の“名誉”は守られたのかと安藤に問いかける。
返す言葉もない安藤は、伊澤が犯行を自白した3週間後に自殺したことを今泉に告げ、今度こそ“真実”を明らかにすると誓った。
