大沼は自尊の会による犯行に見せかけるために、現場に自尊の会のバッジを落としたと稲田に証言。そして携帯電話を改造して起爆装置を作ったことも認め、自分が犯人だと言い放つ。

事件当時、警官や自衛官を含む若者からカルト的な支持を受けていた自尊の会の代表・八重津太平(栗田芳宏)。警察は、会員による過激な行動が増えてきたことに警戒を強めていた。

その矢先に爆殺未遂事件が起き、霞が関にも5つの爆弾が仕掛けられていたことが発覚。事件は自尊の会による組織的テロと判断され、捜査一課に代わって事件を担当することになった公安は自尊の会を解体寸前まで追い込んだ。

しかし、事件は7年前に時効を迎えていた。

YBXテレビの稲田(金子ノブアキ)は、大沼(大塚明夫)が真犯人だとスクープを流す

伊澤が公安から容疑をかけられたのは、現場周辺での目撃証言と、彼のコートから検出された火薬、そして当日の朝に伊澤が安藤にかけた電話の発信場所などの証拠が揃ったためだった。

しかし大沼の供述に嘘がないと判断した稲田は、大沼が真犯人だとスクープ。今泉と安藤(緒形直人)、伊澤の妻・陽子(海乃美月)が驚くなか、公安部長・宮内修也(高橋洋)が記者に対して説明を行うことになるが…。

宮内は記者たちに向かって、稲田によるスクープが「まったくのデタラメ」と断言。稲田は食い下がるが、時効を迎えた事件の再捜査は必要ないと突き放す宮内の態度に、今泉は憤る。

伊澤が冤罪の可能性があると言い募る今泉を呼び出し、伊澤が安藤の部下だったことを打ち明ける時永修次(竹財輝之助)。安藤は、伊澤と共に爆殺未遂事件の捜査にも当たっていたという。

しかし伊澤は突然公安に連行され、最終的に犯行を自白。安藤は伊澤を信じようとするが、その数週間後に伊澤は病死したとされ、上層部に目をつけられた安藤は捜査一課から異動させられていた。

安藤のためにも、事件の真相を明らかにするべきだと主張する今泉。一方、稲田は真相究明のために捜査一課・北川一(津田寛治)に連絡を取ろうとする。