湖音波のもとには、まだ様子を見たほうがいいと判断していた菜摘に退院許可が出たという情報が飛び込んでくる。
急いでソンとともに菜摘の病室へ。菜摘は意気揚々と退院の支度をしていた。
湖音波は菜摘に、昭一に頼んだ土産のことを忘れていたり、最近物忘れが多くなっているのではないかと指摘。それは脳の血流が安定していないサインであり、まだ様子を見る必要があると湖音波が判断した理由だった。
にもかかわらず、強引に退院しようとする菜摘に対してソンは、昭一に迷惑をかけたくないから退院したいのではないかと尋ねる。
ソンは昭一から、菜摘のことが心配で大きなプロジェクトを控えているのに仕事が手につかないと聞いていた。再発したらもっと昭一に心配をかけることになる、とソンに説得されて納得した菜摘。しかし、その直後に菜摘は脳こうそくを起こして倒れてしまう。
湖音波(橋本環奈)とソン(許豊凡)が命を救うためにルール無視の緊急手術!
湖音波は、菜摘の脳の血栓を回収する緊急手術を決断。すると高野が、手続き上、書類へのサインと脳神経外科部長の許可がいると言って止める。
しかし、湖音波は「ルールより命のほうが先や!」とルールを無視して手術の準備を始める。ソンも、湖音波に続く。
菜摘の手術は無事成功。昭一が駆けつけ、菜摘と昭一はお互いを思い合う気持ちを再確認。
湖音波は菜摘に「病気は誰のせいでもなく、迷惑ではない」と言い、経過が良ければ数日後に退院できると伝える。昭一は、仕事漬けだった毎日を反省し、菜摘と一緒に過ごす時間を増やすと約束した。
湖音波が手続きを無視して手術を行ったことが問題になり、ソンも一緒に責任を取らされるという話が脳神経外科に広まっていた。
湖音波は「事務局長とタイマン」と言い残し、病院上層部が集まる会議に乗り込む。
鷹山に、メディカルツーリズム導入によって現場は崩壊寸前で目の前の患者の命が失われかねないと必死に危機を訴える湖音波。
対して中田は、湖音波の言い分を認めながらも、鷹山の側に立つ。湖音波が病院内で救おうとする患者以外にも医療を必要とする患者のために、利益を上げて病院を存続させることが第一だと告げた。
中田の言葉にショックを受ける湖音波。鷹山は「命を救うには線引きが必要だ」と言い放つ。
鷹山にキレた湖音波は「目の前の患者も救えない医者が、未来の患者も救えるわけなぁやろが!くそたわけ!」とタンカを切る。
そんな湖音波に鷹山が何かを言いかけたそのとき、中田は湖音波に無期限の謹慎を言い渡した。
湖音波の謹慎は、脳神経外科スタッフの間に波紋を呼ぶ。
ソンは、謹慎を命じたのが中田と知って、違和感を覚える。中田がメディカルツーリズムの担当から外してくれたというソンは、菜摘の退院許可が出たことを教えて退院を止めるように促したのも中田だったと明かした。
その日の夜。中田は、とある皮膚科のクリニックで働く医師に会いに行く。それは、1年前にお台場湾岸医療センターを辞めた研修医・小田切で――。

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