<試写室>『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第2話
いやぁ~、“アップデート”って、本当に、難しいですね?(突然)
いや初回の途中までを見た僕は、このドラマの大テーマである、“古い価値観をアップデートせよ!”っていう部分に懐疑的だった…だって、なんだか上から目線な気がしたし、少なくとも“アップデート”って言い方はちょっと違うんじゃないかな?とすら思ってた…はずなのに、第1話の、あの結末!を見て、そして今回の第2話を見て、僕はすっかり、主人公・誠(原田泰造)=“おっさん”の、“アップデート”事情に、気が気じゃありませんよ!
だって、このドラマの描きたい“アップデート”ってのが、第1話で描かれた、“お茶は女の人が淹れた方がおいしいだろ?”とか平気で言えちゃう前時代的価値観の“おっさん”主人公が、引きこもりの息子・翔(城桧吏)を理解したいという思いから、息子の友だちであるゲイの青年・大地(中島颯太)と “友だちになる”…。それが、 “価値観アップデート”の第一歩になる!…だなんて、なんて素敵なストーリーライン!!だと思いませんでしたか?(誰に)
“アップデート”とはいっても、頭ごなしに、理解せよ!すべき!みたいに、押しつけて、無理やり理解させて、わかったようなテイにして、段取りのように消化する、そんな、表面だけを取り繕ったドラマ…悪く言ってしまえば“多様性啓蒙ドラマ”って感じにしないところが、このドラマの最大の良心であり、きっと誰にとっても、見届けたいなと思わせる所以(ゆえん)ですよね…。
「はいはい “おっさん”世代(僕を含む)が、現代に“適応”すればいいんでしょ!?」「なんか、偉そうにさ!」って、悪態ついてたはずなのに、まさかまさか、誰かと“友だちになる”、それだけのことが、“アップデート”につながるだなんて、こんな、ドラマの世界、なんて素敵なの!?じゃない??ねぇ???(ホントに誰に!?)
ってもう、つまり僕は、第1話の終盤、混乱している誠を“趣味は家族”という言葉で大地が救い、そこから、大地と友だちになるっていう、あの美しすぎる展開に、心奪われまくってしまったのです…。