<クランクインレポート>
昨年9月上旬、真夏の暑さが残る横浜中華街でクランクイン。早朝の人影まばらな香港路には、エキストラが集合し、観光客の動きを一つひとつ確認。
カメラワークを微調整する監督の横で、小柳龍一役の大西流星さんが現場入り。肩にかけたトントンをステッチしたトートバッグ姿が目を引き、スタッフから「似合う」と声が漏れました。
最初の撮影は、第1話に登場する中華街の中華料理屋店主とのコミカルなやりとり。立ち位置やセリフの間合いを確認しながら、自然なかけ合いを作り上げます。陽が照りつけるなか、長袖のスタジャン風衣装で汗をにじませつつも、監督の「もっとチャーミングに」という指示に、大西さんは、笑顔で応えます。
横浜駅の近くでの撮影に移ると、趙松雄役(通称・マツ)の高橋侃さん、かすみ役の並木彩華さん、涼花役の松本麗世さんと合流。
強風が吹くなか、スタッフが防風ネットを設置して万全の準備。監督が「もっとやっちゃっていい」と、マツのキャラクターにゴーサインを送ると、現場の空気は一気に活気づきます。笑い声が増え、現場のテンポが一段上がりました。
高橋さんは「ロンとマツ、どちらが先に歩くべきか」と監督に相談し、二人の関係性を丁寧に表現。急ぐ場面では、焦りと冷静の比重を見極めながら反復し、歩き方一つでキャラクターの心情を表しました。
