<大西流星 コメント>

小柳龍一(大西流星)

ロンは、すごくのんきなキャラクターだなと思います。でもその一方で、友だちのことを本当に大切にしている気持ちがしっかり伝わり、そこはすごく共感しています。

芯はちゃんとしているのに、普段はあまり深く考えずに「のほほーん」と生きている感じがあって(笑)。そのあたりは、オフのときの自分にも少し似ているのかな、と感じました。

一方で、ピンチな場面で自分の体を張れるかといわれると、そこまではなかなかできないな、と思っていて。ロンくんの男気は、純粋にすごいなと感じています。ちょっと鈍感なところがありながら、実は推理力がすごく高い。

そのギャップもロンならではの魅力で、そこは自分とは違うかな、と感じています。

役作りで意識しているのは、あまり作り込みすぎず、自然にロンとしていられるようにすることです。動きもできるだけ力を抜いて、ラフに見えるよう心がけました。無意識にポケットに手を入れたり、少年っぽさを感じさせる仕草を取り入れたりと細かな部分を意識しながら演じています。

隣人=ネイバーズが今作のテーマの一つですが、人とのつながりで大切にしているのは、相手の好きなものや趣味に目を向けて、その人ならではの魅力を知ろうとすることです。そのためにも、話をちゃんと聞くことを意識して、聞き上手でいられるよう心がけています。

つい自分の話ばかりになってしまわないよう、まずは相手のことを知る。そのうえで、自分のこともきちんと伝えていく。そんなバランスを大切にしたいですね。

「なんとなく、こういう人なんだろうな」とイメージだけで決めつけるのではなく、「自分の目で見て、自分の耳で、その人自身を知りたい」。そんな気持ちで、人と向き合っています。

僕自身は、凪(紺野彩夏)みたいに、ちょっとクールな立ち位置でツッコミを入れる感じが近いと思います。普段、メンバーと一緒にいるときも、どちらかというとそっちのタイプですね。

凪が「それ誰が言ってるん?」みたいな感じで、マツ(高橋侃)に対して少しクールめに絡んでいくのもすごく楽しくて。そういう意味では、凪とは結構似ているんじゃないかなって。

マツみたいに何も考えていないように見えて、シリアスな空気の中でも一瞬で場を和ませる一言を放てるキャラクターにも、正直すごく惹(ひ)かれます。ああいう存在って本当にすごいなと思いますし、そういう役柄も、いつか挑戦してみたいです。

左から)山県あずさ(紺野彩夏)、趙松雄(高橋侃)

ロンのように怠惰な生活できるなら?僕は、床で寝るのがけっこう好きなんです。フローリングの感触そのものが好きで、柔らかいところより、少し硬いくらいのほうが落ち着くんですよね。暑いときは、ひんやりして気持ちいいですし、寒いときも床の温もりを感じながら眠るのが好きなんですよ。

「このまま一生、床でゴロンと寝られたらいいのにな」なんて思いながら過ごしています。

今作は家族の物語でもありますが、今は実家を出て、家族とは離れた場所で暮らしています。学生のころから送り迎えをしてくれたり、ずっと支えてもらってきました。東京に出てからも、二日に一回くらいのペースで連絡をくれて、いつも気にかけてくれているのが伝わってきますね。 

それに、定期的に東京まで来てくれて、一緒にご飯を食べています。 家族と過ごすと、自然と元気をもらえて、気持ちが落ち着きます。 だから、僕にとって家族は、定期的に帰りたいなと思える、本当にあたたかい存在です。