<上垣皓太朗 コメント>
――カバーイラストの依頼を受けたときは、どう思いましたか?
依頼があったときは、素直にうれしかったです。子どものころから絵を描くことが好きで、ずっと鉄道や電車の絵を描いていたことを覚えています。中学、高校、大学と、描くことから離れてしまいましたが、社会人になって再びこのような貴重な機会をいただけるとは。
表現方法と一口に言っても、言葉の場合は、目で見たものや聞いたものを自分の言葉の能力の限界までしか表現できませんが、絵はもっと直感的に描けるのが楽しかったです。
――イラストに込めた思いは?
『おしゃべりな食卓』というタイトルを聞いて、食卓がカラフルだったらいいなと思いました。色使いや、いろんな地域の食があるとか、大人向け子ども向けの食べ物が両方あるとか、「食の多様性」を表現したくて。『おしゃべりな食卓』ってことは、いろんな人がそこを囲んでいるはずですから。
――上垣アナにとって『おしゃべりな食卓』とは?
実家が関西なので、数ヵ月に1回程しか帰れませんが、その際の食卓は本当に話が止まりません。両親も私もずっと話して、夜7時くらいに始まった食卓が午前0時くらいまで、5~6時間たってもずっと話が止まらない!!話が食に彩りを与えることもあるのだと感じます。
――『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短編小説集』の魅力は?
想像力ですね。ニュースを伝える立場であるアナウンサーは、事実や情報を誠実に伝えますが、その逆に位置する感情や想像の世界、想像の翼をどう広げているかに注目して読んでいただきたいです。
アナウンサーの世界から一歩離れて、完全に100%フィクションだったら、どんな世界が広がっているのかが堪能できる一冊。語彙(ごい)力&表現力がそれぞれに個性がある小説に仕上がっている点も見どころです!
『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短編小説集』
価格:1760円(税込)
発売日:2026年1月28日(水)発売
著者:安宅晃樹、佐々木恭子、島田彩夏、西山喜久恵、宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
発売元:徳間書店
フジテレビアナウンサーch.:https://youtube.com/@ch.1054
12月29日(月)「上垣皓太朗アナのカバーイラスト作成&著者コメント」配信
