病院のシステムはすべてダウンしてしまい、対応に追われるスタッフたち。そんななか「100万ドルを支払えば、システムを元に戻す」と脅迫する第二の犯行声明が届く。
エレベーターの外で何らかのトラブルが発生していると察知する奈美。岡本は、真由の点滴が1時間後に切れること、この薬がなくなると真由は危険な状態に陥ってしまうことを奈美に伝えた。
状況を知った奈美は、真由を救うため、脱出の方法を探るが…。
清水(黒島結菜)が大学病院のシステムを担当する・瀬野(味方良介)と連携
大混乱のなか、病院のシステムを担当する会社の社員・瀬野康太(味方良介)が駆けつけ、システム回復に向けて作業を始める。
この病院へのサイバーテロはH-WKN159に関連する事案とみられ、DICTメンバーに緊張が走る。
そこで、事件現場の病院に奈美がいることに気づく清水紗枝(黒島結菜)。田辺智代(馬場園梓)が奈美に電話をかけるが連絡は取れず、早見の指示で、掛川啓(金田哲)と田辺が現場へ向かった。
その頃、オペ室の電源は復旧の見通しが立たず、執刀医が手術の中止を決断。光江の胸を閉じようとするが、血管を傷つけ出血してしまい、光江の血圧がどんどん下がっていく。
DICTメンバーが奈美と連絡が取れずに心配していると、山内徹(横山裕)のスマホに奈美から着信が。奈美とDICTは、現状の情報を共有。奈美は、永明大学病院に恨みがある人物が犯人ではないかと考える。
清水は、病院のサーバールームで作業する瀬野と連携を取り、遠隔で捜査を進めていた。瀬野によると、職員に届いたメールからランサムウェアの感染が広がり、全システムが暗号化されてシステムダウンしたという。
南方睦郎(一ノ瀬颯)は、永明大学病院に恨みを持つ人物の情報を調べ報告。
永明大学病院での診察が遅れたために孫が亡くなったと、医療訴訟を起こした山田という人物が見つかる。裁判は病院側が勝訴したが、山田は判決に納得していなかった。
