一ノ瀬颯さんが、ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』で共演する沢口靖子さんの印象を語りました。
月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、2010年から続く『絶対零度』シリーズのシーズン5。匿名・流動型犯罪(通称:トクリュウ)に代表される特殊詐欺やサイバーテロなど、数々の情報犯罪に立ち向かう「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT/ディクト)の活躍が描かれます。
一ノ瀬さんが演じるのは、かつて警視庁捜査二課に所属し、今はDICTの刑事・南方睦郎。数字に強く、詐欺グループの資金の流れの解明などにも貢献する頭脳派です。第3話では、罪を犯した大学時代の友人・上村元也(松岡広大)を前に、苦しい選択を迫られる場面も描かれました。
めざましmediaは、一ノ瀬さんにインタビュー。南方の人物像やフィーチャー回となった第3話の感想、DICTのなかで気になるキャラクターなどについて聞きました。
一ノ瀬颯が思う『絶対零度』の魅力は「ハラハラドキドキ、手に汗握る展開」
──ここまでの放送に対する反響は受け取っていますか?
周りの方から「見たよ」と言っていただいています。『絶対零度』という作品が好きな方、今作のメンバーが好きで見てくれている方、月9ドラマだからと見てくれている方、いろいろな方から感想を受け取って、改めてステキな作品に携わらせていただいているんだなと実感しています。
──一ノ瀬さんが思う『絶対零度』の魅力を聞かせてください。
緊迫感があって、事件解決に至るまでがスピーディかつスリリングで、ハラハラドキドキ、手に汗握る展開が全シリーズ共通の魅力かなと思っています。
──その世界観のなかで演じる、南方睦郎はどのような人物ですか?
内閣官房副長官の佐生(新次郎/安田顕)さんがDICTに来たときはビビっていましたが(笑)、基本的には上司とか年上とかそういうことは気にせず自分の思ったことを発言できる、誰とでも対等に接することができる人。
ちょっと失礼だと思われてしまう場面もあるかもしれません。でも、DICTのなかでは彼自身の人柄とか、仕事に関する実力が認められていて、なんとなく憎めないキャラクターになっているのかな、と。その憎めない感じは、特に意識して演じています。
──南方は数字に強く、論理的な考え方をするタイプですが、一ノ瀬さん自身はいかがですか?
基本的には論理的に考えることが多いと思うのですが…どうでしょう。
例えば、買い物で言うと、ちょっと完璧主義っぽいところがあるので、(商品の)スペックを並べてすごく考えます。考えすぎて、結果、選べなくなります(笑)。完璧を求めすぎるのは良くないかもしれないと思うけど、そこはあまり否定しないようにしていて。それでもある程度の適当さは持とうと思っているところです。
──その完璧主義な部分が役との向き合いなどに生きているところはありますか?
プラスに働いていると思います。ただ、役は作品をつくっていくなかで想定と違うキャラクターになっていくこともあるので、そこは柔軟性を持っていたいですね。
