脚本・三谷幸喜さん、主演・菅田将暉さん、共演・二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんによる、水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』。

本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷さんの半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。

派手なベストを着こなし、言葉巧みに相手を口説き落とす人たらし

物語の舞台は、渋谷・八分坂(はっぷんざか)。渋谷駅から徒歩8分であることからその名称で呼ばれ、案内所、ジャズ喫茶、ラブホテル、ストリップ劇場らがところ狭しと軒を連ねる大人の繁華街です。

自身の劇団を追い出された劇団演出家・久部三成(くべ・みつなり/菅田)は、八分坂にあるWS劇場を「東京で一番の劇場にする」と高らかに宣言し、八分坂の人々とともに理想のシェイクスピア劇を作ろうと奔走し・・。

このたび、第7話に新納慎也さんがゲスト出演することが発表されました。

新納さんが演じるのは、1984年当時のフジテレビプロデューサー・荒木(あらき)。

新納慎也

テレビ全盛期のテレビマンらしく、派手なベストを着こなし、言葉巧みに相手を口説き落とす、人たらしな男。八分坂を訪れたのは、“とある人物”をスカウトするためで…。

フジテレビの昼の番組のプロデューサーである荒木は、番組内のミニコントのコーナーに出演してもらう芸人を探していました。ジャズ喫茶「テンペスト」にやってきた荒木が対面していたのは、コントオブキングスの王子はるお(大水洋介)。

左から)大水洋介、新納慎也

荒木は「やっぱり、あなたが出てくると、空気変わるモン」「君にとってもチャンスだと思うんだ」と、はるおに熱烈オファーします。うれしいニュースのはずが、はるおはどうも浮かない顔で…!?

新納さんは、20歳で上京後、ミュージカルやストレートプレイなどの舞台作品を中心に活動。その後、映像作品へと活躍の場を広げました。

三谷さんの舞台にも数々出演しているほか、大河ドラマ『真田丸』(2016年/NHK)、『鎌倉殿の13人』(2022年/NHK)に出演。

近年の出演作として、連続テレビ小説『ブギウギ』(2023年~2024年/NHK)、『おむすび』(2024年~2025年/NHK)、映画『はたらく細胞』(2024年)、日曜劇場『キャスター』(2025年/TBS)、『DOCTOR PRICE』(2025年/読売テレビ系)などがあります。

いよいよ、第2幕突入!久部の恋と夢はどうなるのか――。

『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』第7話は、11月12日(水)22時より、フジテレビで放送されます。