清原果耶さんが、2024年6月に放送された『ザ・ノンフィクション「私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』の、その後の物語を読みます(11月2日14時~/フジテレビ※関東ローカル)。

『ザ・ノンフィクション』放送30周年を記念し、名作・話題作として記憶に刻まれた番組と、“その後の物語”を特別企画として5週連続で放送。今回はその第5弾となります。

全身に転移したがんに苦しむなか、日本では許されていない安楽死をスイスで選んだ母と、その決断に向き合う夫と2人の娘の姿を記録。TVer見逃し配信の報道・ドキュメンタリー部門で、歴代最高となる73万回再生(8日間 ※最終的には、84万回再生)を果たし、ニューヨークフェスティバルで金賞を受賞するなど、国内外で高く評価されました。

今回の放送では、最愛の母が最期を迎えたスイスへ、2人の娘が旅に出ます。亡き母の最期の地を訪ねながら、娘たちが新たに見つけたものとは…。

ナレーション収録後、当時と今回の“その後の物語”の語りを務めた清原さんにインタビュー。当時の反響や、30周年を迎えた本番組の印象などについて聞きました。

あれから2年…夫と2人の娘は、最愛の母の“最期の地”スイスへ

2025年4月、20歳の誕生日を迎えた長女に渡されたのは、2年前に亡くなった母・マユミさんが遺した手紙。

マユミさんは2人の娘たちのために、何十通もの手紙を書きためていました。こうして今も、娘たちのもとには亡き母の声が届き続けています。

家族の思い出を詰め込んだフォトブックや、娘たちに贈られたアルバムには、丁寧につづられた手書きのメッセージが添えられていました。その言葉の一つ一つに、マユミさんの深い愛が息づいています。

出発の日 メイクを教えるマユミさん

がんと闘い続けたマユミさん。治療を尽くしたものの、がんは再発を繰り返し、やがて全身に転移。耐えがたい苦痛の中でスイスへ渡ることを決断し、家族はその選択に寄り添いました。

あれから2年。家族は母が最期を迎えたスイスを巡る旅へ。

スイスへ旅に出る家族

母が訪れた場所、行きたかったライン川沿いのカフェ、そして雄大な自然の中で夫と娘たちが今、思うこととは…。

母の決断に向き合った家族の「その後」の日々を追いました。