10月11日(土)より、宮崎美子さん主演、土ドラ『介護スナックベルサイユ』が放送されます。 

“魔法のワイン”を飲むと、会いたい人に会えるという不思議なスナックを舞台に展開するヒューマン・ファンタジー。

このたび、第1話で客を演じる、片岡鶴太郎さん、清水美砂さん、多岐川裕美さん、藤田弓子さんよりコメントが到着しました。

お年寄の道先案内『介護スナックベルサイユ』

『介護スナックベルサイユ』は、どこにでもあるスナックのように見えて、介護士資格をもつスタッフが常駐するなど立派な介護現場。訪れる客の大半が要介護認定を受けているため、点滴をうったり、血圧を測ったり、リハビリをする客もいます。ビールは誤嚥(ごえん)を防ぐため、とろみ剤を混ぜて提供することも。 

注目は、上杉まりえ(宮崎美子)が、仕入れから担当している特製ワイン「SEE YOU IN MY DREAMS」。飲めるのは生涯でたった一度、それもお一人さま一杯だけ。飲めば、会いた
い人に会える「魔法のワイン」で、訪れる客を「人生最期の夢」へと誘います。夢を堪能したあとには、それを象徴する料理が振る舞われ…。これが、道先案内のフルコースに。 

片岡鶴太郎さんが演じるのは、かつて市村馬太郎として大衆演劇の市村雪之丞一座で活躍していた元役者、菱沼五郎。といっても脇役専門で一度も“板の真ん中”には立たずに役者人生を終えていました。

菱沼五郎(片岡鶴太郎)

そんな五郎が人生の最後に会いたいと願ったのは、座長の市村雪之丞(清水美砂)。「あの世へ行ったら、世話になった先代雪之丞に今の一座のことを報告したい」と、久しぶり当代雪之丞に会いますが、アイドルのようなファッションに身を包んでいる、あまりの変貌ぶりに驚き、言葉も出ません。

市村雪之丞(清水美砂) 

多岐川裕美さんが演じるのは、安原すみえ。裕福な服飾デザイナーの家に生まれ、自らもデザイナーとして名を馳(は)せたすみえですが、あるとき、出生時によその赤ちゃんと取り違えられていたことを知ってしまいます。

「実の親のもとで育ったら、自分はどんな人生を歩んだのだろう」。すみえは、取り違えられた相手と会いたいと願います。

左から)上杉まりえ(宮崎美子)、安原すみえ(多岐川裕美)

そして現れたのは、水沢加代(藤田弓子)。貧しい家で育ち、現在は清掃員として生計を立てていました。

「感謝してるでしょ、取り違えた人に」と自虐的に笑う加代でしたが、お互いの人生を紐解いていくと、どちらにも浮き沈みがあったことに気づかされ…。

左から)安原すみえ(多岐川裕美)、水沢加代(藤田弓子)

土ドラ『介護スナックベルサイユ』 は、10月11日(土)スタート!毎週土曜23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。