<遊井亮子 コメント>

――これまでで印象に残っているシーンは?
第8話の元秘書・佐々木さんとのシーンは、とても印象に残っています。彼を怒らせるために、わざと挑発し、最終的には、私のために持ってきてくれたケーキを投げつける場面です。そのケーキは、熊田が大好きなもので、わざわざ買ってきてくれたのに…ひどいですよね(笑)。もちろん、撮影は一発OKでした!

――もし遊井さんが議員だったら、どんな政策に取り組みたいですか?
今は、SNSの影響もあり、小さなことでもすぐに大きな問題になってしまいますよね。そのせいもあり、子どもたちが自由に遊べる環境が減ってしまったように感じますね。
昔は地域の大人たちが自然と見守ってくれていましたが、今は親が“自衛のために子どもを囲って
遊ばせる”という形が増えたように思います。
だからこそ、治安をより良くして、子どもたちが犯罪などを心配せず、安心して伸び伸びと遊べる社会をつくりたいですね。
――人情に救われたことはありますか?
私が子どものころは、周りの大人たちが「ダメなものはダメ」ってきちんと叱ってくれました。
公園以外の場所でも、缶蹴りや追いかけっこをしていましたが、道路に飛び出したら「こら!」と叱ってくれたり、知らない大人でもしっかり守ってくれていました。
当時は意識していませんでしたが、思い返すと本当に安心して自由に遊べる環境だったなと。今になってすごく感謝しています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
ラスボスおばあちゃん・松子さんが奮闘し、周りの人たちを巻き込みながら、気づけばみんなが前向きに進んでいきます。
松子さんの元気で活力あふれる言動に心を動かされ、目標や「やりたいこと」を見つける人も出てきます。
ぜひこの作品を通して、松子さんから元気をもらい、「一歩踏み出してみよう」「諦めていたことにもう一度挑戦してみよう」と思っていただけたら、うれしいです。
