梅沢富美男さん主演、土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』は、日向松子(梅沢)が、失敗したり、空回りしたりしながらも、体当たりでキュートにハートフルに問題を解決。松子自身も、老後の孤独や人生の意味に向き合いながら少しずつ成長していく、人情味あふれる痛快リスタート物語!
<試写室>『浅草ラスボスおばあちゃん』第8話
僕が考えていた「浅草のラスボスおばあちゃん」のクライマックス予想
“いい人”ばかりの今作のキャラクターたちの中で、唯一といっていいほどあからさまな“悪い人”熊田区議(遊井亮子)の何かしらの悪事が、誰かの何かしらによって、やんややんやと巡り(予想が雑)、松子おばあちゃん(梅沢)の耳に届くようになる。
そんな最中、前々回あたりから、“なんかある感”を尋常じゃないほど醸し出してる、経営コンサルの長谷川(堀井新太)も、どうやら松子にやいのやいのの何かしらがあるらしく(ほぼ予想になってない)、熊田区議のやんややんやに便乗し援護射撃。
松子おばあちゃんvs御江戸区という、スケールでかめの構図に発展して、クライマックスらしい展開へ…。
とはいえ、松子おばあちゃんは浅草のみんなが味方!なもんだから、そんなことには屈しないわ!!その、何かしらの悪事、もしくは何かしらの攻撃だって、松子おばあちゃんの手にかかればなんてことないわ!!こっちには、竹子(浅丘ルリ子)も、梅子(研ナオコ)もいるんだし、何かしらのよくわからないパワーでもって、見事に解決できるわ!!!(雑過ぎて意味不明)ってんで、案の定、熊田区議、観念!!一件落着!!浅草に再び平和が訪れましたとさ――。

うん、いくら実際に頭の中で想像していたとはいえ、文字化してみると、我ながらあまりにもひどすぎる。ちっとも予想になってない。ただ雑に雰囲気を思い浮かべてただけ、でドラマライターの風上にも置けない文面でした。大変申し訳ございません。
が、結局つまり、要約すると、あからさまな“悪い人”(=熊田区議)と、クライマックスあるあるの“急に悪くなるやつ”(=長谷川)がタッグを組んで、主人公へ襲いかかるんだけど、その悪いやつらって、ただただタッグ組んで大きく見せてるだけであって実際は大したことない。
立ち回りが大きすぎるもんだから、すぐに足元すくわれて成敗されましたとさ…THE勧善懲悪!!っていう、そういう、そういうことを想像してたわけですよ。
うん、で、これだけは雰囲気じゃなくて、具体的に思い浮かべてた最終回のサブタイトルなんだけど、それってのが「ラスボスおばあちゃんVS真のラスボス!!」…う…うん、うまい!!(絶対うまくない)