――怖いものが苦手と公言する稲垣さんですが、ファンの皆さんもほん怖クラブ・リーダーの登場を熱望しているのではないでしょうか。
そうですよね、1回くらいは出てみたいなっていう思いはあるんです。基本的にNGではないですからね。
稲垣吾郎 10年ぶりに絨毯を張り替え「猫も大喜び」
――以前、『ほん怖』収録時に首の後ろが痛くなったことがあったそうですが、最近、不思議な現象は起きていませんか?
過去にスタジオで機材トラブルが起きるなどはありましたが、最近はないですね。何かしらの心霊体験がないとこういうときにお話できないんですけど、昔から(霊などを)見ない体質だからしょうがないんですよ。強いものに守られているのかなと思いますし、この番組で疑似的な体験をたくさんしているので、それで十分です。

――最近、体験した怖い出来事があれば聞かせてください。
7月から舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演していますが、“魔法”をたくさん使う作品で、しかも、ロングラン公演に僕は初めて参加するのでヒヤッとすることがゼロではないです。
とはいえ、稽古を入念に重ねたことや、百戦錬磨のスタッフさんにサポートしていただいているおかげで本当に危ない思いはまだしていません。

――では、稲垣さんにとって“最恐”な存在といえば?
うちの猫は恐いですよ~。なかでも、最初に飼った長女が恐い。ヒエラルキーでいるとトップに君臨していて、下の男の子はどちらかというと甘えん坊だし、女の子はリーダーシップが強くて最恐ですね。
――人間の世界も猫の世界も同じなのでしょうか(笑)。
そうなのかもしれないですね。男の子はどうしても女の子に対して弱くなっちゃうしね。僕にとってうちの猫は子どもみたいなものだから、歯向かうことができない存在なんです。
最恐だけど、でも、やっぱりかわいいです。女の子だから気を使いすぎなのかもしれないけど、自分に娘とかいたらそうなっちゃうんだろうなぁと思いながら、猫たちとこの夏を過ごしています。
――なんでも、自宅のキャットタワーが倒れて大変な目に遭ったのだとか?
つっぱり棒でキャットタワーを支えているのですが、経年とともに緩んでくるからまめにチェックしないといけないなと思いました。猫が無事だったからよかったんですけど、本当にヒヤッとしました。