磯村勇斗さんが民放連続ドラマ初主演の意気込みを語りました。
7月14日(月)にスタートするドラマ『僕たちはまだその星の校則を知らない』(カンテレ・フジテレビ系)の制作発表が7月9日に都内で行われ、主演の磯村勇斗さん、共演の堀田真由さんらが出席しました。

本作は、独特の感性をもつがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。
磯村さんが主人公の白鳥健治(しらとり・けんじ)、堀田さんが元・男子校の教師で主人公にとってのよき理解者となるヒロイン・幸田珠々(こうだ・すず)に扮し、約9年ぶりの民放連続ドラマ出演となる稲垣吾郎さんが、2人が勤務する私立高校の理事長・尾碕美佐雄(おざき・みさお)を演じます。
磯村勇斗“魔法使いで忙しい”稲垣吾郎の写真パネルを持って登場
司会者の呼び込みで登壇した磯村さんと堀田さんでしたが、磯村さんは“何かを忘れたような小芝居”をみせ、一度ステージを降壇。再び姿を現すと、その手には稲垣さんの写真パネルがあり、「稲垣さんは今、“魔法使い”でお忙しいので」と、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の稽古で残念ながらこの日は欠席と紹介しました。

多くのドラマや映画で活躍する磯村さんですが、今回が民放連続ドラマでは初めての主演。「役者を始めてちょうど10年経つのですが、そんな節目で主演をやらせていただくことに嬉しい気持ちもありながら、自分に務まるのかという不安があった」と素直な心情を吐露。
続けて、「しかし、プロデューサーさんや制作の皆さんが僕に託してくださった気持ちをしっかりと受け止めて、ドラマの中で返していきたい」と決意を新たにしました。

堀田さんは「ついこの間まで生徒役を演じていたので、私もデビュー10年の節目に教師役としてこの場に立たせていただいていることが感慨深い」といい、「先生って、自分がこれから歩む道を羅針盤のように照らしてくださるような存在だったので、私も珠々を通して生徒たちに寄りそえる優しい先生であれたら」と意気込みを語りました。

そして、稲垣さんからはメッセージVTRが到着。「僕が演じる尾碕は一見、厳しそうに見えますが、言っていることは至極真っ当な責任感のある人物。だけど、胸の奥には底知れない葛藤を抱えていて、その目的が何なのか徐々に明らかになっていきますので楽しみにしていてください」とアピール。
さらに「主演の磯村さんとは映画『正欲』でご一緒させていただいたのですが、お芝居が素敵な俳優さんなので、また共演できることが嬉しい」と笑顔をみせました。

その後、生徒役のフレッシュな俳優11人も加わり、トークセッションに。