孝が病室に入ると、手話で謝る明日花。謝るのは自分だと伝えながら、孝は明日花に妻が書いていた母子手帳を渡す。
そこには、産まれてくる子どもに対する孝と妻の愛が込められていた。
両親の愛に触れ「お父さんとお母さんの子どもに生まれてきて良かった」と涙する明日花。孝も「俺たちの子どもとして、生まれてきてくれて良かった」と返す。
離れて様子を見ていた梵天は、安心してその場を離れ、朱羅に礼を述べた。
梵天(荒川良々)の妻が心肺停止に!?朱羅(松本若菜)は…
帰路につく梵天。自宅に入るとお腹を押さえて倒れた美鈴を発見する。梵天は朱羅に連絡して、救急科に搬送。美鈴は重篤な状態に陥っていた。
早急に手術をしなければならないが、産科医が他の妊婦に対応していて間に合いそうにない。
六道ナオミ(小雪)は他の病院への転送を促すも、朱羅は時間がないと断り、自ら帝王切開手術を行うことを決める。
取り上げられ子どもは無事だったが、美鈴の出血が止まらず心停止。朱羅は必死にマッサージをするが心拍が戻らない。

美鈴に取りすがり、ただオロオロするだけの梵天に、朱羅は「この人を修羅場から呼び戻すには、あんたの声も必要なの!」と叱咤する。
我に返り、美鈴の名を呼び続ける梵天。しばらくすると美鈴の心拍が再開し、命が救われた。