別の日、平田は副業禁止を改めて周知するポスターを社内に貼るよう一同に指示。

研究開発部の担当になった森谷は複雑な思いでポスターを貼りに行くが、土橋にはVTuber活動をこっそり続けるよう提案する。

すると、社内のどこかから「月乃マタタキ」の声が。声のするところへ行くと、人見がフリースペースのプロジェクターで「月乃マタタキ」の動画を大音量で見ていた。

森谷たちは慌てて止めようとしたが、そこで土橋の声を聞いた人見は、彼女が「月乃マタタキ」本人であることに気づいてしまう。

人見(松田元太)たちは就業規則の改定に向けて動き出す!

事情を知った人見は、隠れて活動するより、就業規則を変えてしまえばいい、と言い出した。好きなことは堂々とやったほうが楽しい、というのだ。

常務取締役・里井嘉久(小日向文世)に相談を持ちかけた人見は、かつてある社員が「社内連絡協議会」という会社の制度を利用して、食堂のメニュー改革を実現させた話を聞く。

人見はさっそくその話を人事部に持ち帰って提案。平田は戸惑っていたが、真野は賛成だった。

森谷は、土橋を人事部の面々に引き合わせると、人見とともに社内連絡協議会の開催に向けて動き始める。

数日後、社内連絡協議会が開催された。だが社員たちは誰一人参加せず、土橋はたった1人で里井や石郡たちと向き合うことに。

そこで石郡は、「副業の影響で本業に悪影響を及ぼす可能性はないのか?」「一昨年に行った社内アンケートでは、社員の14%しか副業を希望していなかった」などと矢継ぎ早に質問。

それに対して土橋は、何一つまともに答えることができなかった。