2026年に、デビュー40周年を迎える俳優の鈴木保奈美さん(58)。

今も第一線で活躍する中、年齢と共に変化する自らの身体とどう向き合っているのか。そして生きる上で一番大切にしていることは何か…。
『サン!シャイン』に、50代の “ホンネ”を語ってくれました。

身体のメンテナンスを欠かさない

4月8日から始まった、松田元太さん主演のドラマ『人事の人見』で、鈴木保奈美さんは、松田さんの上司で、優柔不断な人事部長を演じています。

鈴木保奈美:
(脚本家の)冨坂友カラーがしっかり出ていて大変面白い脚本です。それぞれ個性的な登場人物がチームを組んでいて、一つの物事に向かって、山あり谷ありで。

鈴木保奈美:
今回の「人事」のみんなは、私より年下なんですけど、やっぱりちゃんと体のメンテナンスすごいしていて!プロテインは飲んでいるし、ピラティスは行っているし、とてもみんなちゃんとやっているので、私もその2つは始めます。
体のメンテナンスは、ちゃんと食べて、ちゃんと寝る。あとは割と、私結構いつもストレッチしています。現場でもこのまま(の格好)でストレッチしています。

意識の高い若手俳優たちから、良い影響を受けているという保奈美さん。ハードな撮影を乗り切るため、身体のメンテナンスは、欠かせないといいます。
それが若さを保つ秘訣かと思いきや…。

鈴木保奈美:
(若さの)秘訣はですね。いま4階のメイク室でメイクさんが2時間ぐらいかけてしてくれて、そして今2つもすてきな照明当てていただいているので、そういうことです(笑)
だからちゃんと、今この画面には…あっ3つ! 1、2、3つも照明ある。そういうことです。あっ後ろもそうじゃん!5つあるじゃないですか、ありがとうございます!
もう、今からは若返らなくても、現状維持でちょうどいいと思うんですよ。はい。

自らの年齢を受け入れ、冗談にしてしまう、そんな大人の余裕を見せてくれました。

「こだわらないことがポリシー」

人と会い、話をして楽しく過ごすことで、“心をベストな状態”に保つことが大切だと話す保奈美さん。

鈴木保奈美:
お休みの日になるべく人と会って、顔を見て話をするっていうのは大事だなと思っています。
睡眠時間が今、結構悩みで、あんまりちゃんと寝られないというか、夜中に目が覚めちゃったりするので、質の良い睡眠をとる方法を常に模索しています。いい方法あったら教えてください。

デビュー40周年を2026年に控え、俳優として、一人の人間として、この先どのような未来を思い描いているのでしょうか?

鈴木保奈美:
あんまり計画性がないですね…。
お仕事にしても普段の生活においても、あまり目標を置いてそこにこう向かっていくというよりは、いろんな偶然を楽しみたいというか。何が起こるか分からないので、そっちを楽しみたいなと割と思っていて。
ただ、何が起きるかわからないから、いろんな物事が起こった時に、なるべく素早く反応して楽しめるような、自分の状態でいたいなっていうことは思っています。

ポリシーは、“こだわらないこと”がポリシーなんです。こうじゃなくちゃいけないって決めると、それができなかった時に、ものすごくがっかりするじゃないですか。あれがなくっちゃ生きていけないって思うと、それが手に入らない時に絶対困るし。だから「何もなくてもなんとかなるさ」っていう人でいたいなっていうことは、いつも思っています。
 

(『サン!シャイン』 2025年4月11日放送より)