梅宮アンナ:
髪の毛もね、やっぱり抜けちゃって。
でも、今の治療をしなければ、命がきっと短くなっちゃうなっていうふうに実感してるので…。
2025年2月23日、日本産婦人科乳腺医学会に出席したのは、いまも、がんとの闘病生活を送る、
タレントの梅宮アンナさん。
『めざまし8』が、アンナさんに話を聞くと、闘病を支えてくれているファン、そして家族への今の思いを明かしてくれました。
乳がん判明から抗がん剤治療へ…
梅宮アンナ(52)(去年8月がん公表時):
私、毎朝シャワーなんですけど、シャワーはいって、鏡を、鏡があって、どうしても自分の体を毎日見るんですけど、あれって。鏡見て、あれーって。左右のサイズが違ったんですよね。
去年7月、乳がんのステージ3Aであることが分かった梅宮アンナさん。
以来、抗がん剤治療を続けていますが…
梅宮アンナ:
11月くらいに、こわばる感じを初めて経験して、関節がなんか痛いみたいな感じで、そしたら、(抗がん剤で)強制的に閉経をさせたから、更年期の症状だよって薬剤師の先生に言われて(生理が)なくなって、大事なものだったんだなっていうのは、すごく思いましたね。
自身のSNSなどで治療の経過を積極的に発信。
抗がん剤で毛が抜け落ちても、ウィッグでおしゃれも続けてきました。
梅宮アンナ:
私はSNSで自分の状態をリアルに発信していってるんで、仲間がいっぱいいるんですね。同志がいっぱいいて。その方々の声もすごく大きかったし、逆に「アンナちゃんありがとう」って言ってくれて、それはお互いさまで…。
そういうSNS、自分のインスタグラムがすごく支えになったことが大きかったんですね。
実際、この日の会場には、梅宮さんに励まされたというファンの姿が…
ファン「いつもインスタ見てます。半年でここまで(髪が)のびました」
アンナ「すごい」
ファン「来週から抗がん剤です。娘も20代で同じ年なんです。本当に頑張ります」
アンナ「本当に?初めて?」
梅宮アンナ:
こういう経験、この貴重な経験をしたので、あとに続く人たちに、「アンナちゃんの情報はありがたかったね」って言われるようになっていけたらなと思っています。
自らががん患者でありながら、発信し続けられるその裏には、家族の支えがありました。
梅宮アンナ:
支えその1、クラウディアさんです。
術後の時から処方していただいている薬が、眠くなる薬なんですね。だから(電気を)消すことができなくて、いつの間にか寝てるんですよ。きのうはなんか娘が消してくれたみたいで。
梅宮さんの一人娘、百々果さんは、アメリカに生活の拠点を置いていますが、母の乳がん判明後、日本に一時帰国。
梅宮アンナ:
娘の方がそこはちょっと強かったです、(判明)当時。「やっぱり今会わないと」っていうふうに。本当にありがとうだったし、帰ってきてくれるの。なので、それほどうれしいことはなかった。
病院の送り迎えや家事などもしてくれるといい、きのうも、会場で取材対応する母の姿を優しく見守っていました。
梅宮アンナ:
本当にこれって親子三代じゃないですか。母がいて、私がいて、80代の人間、50代の人間、20代の人間っていうこの関係が、みんな違うんですよ、やっぱり年齢とともに。20代の子と一緒に生活するのってすごいやっぱり、大変は大変ですからね、お互い。だからね、せっかくそうやって帰ってきてくれたからね、ありがとうって、本当に感謝しないと。
(『めざまし8』2025年2月24日放送より)