M-1グランプリで2連覇を果たした、お笑いコンビ『令和ロマン』が、2025年2月15日YouTubeチャンネルを更新。その中で一部報道にあった、オンラインカジノ賭博を認め謝罪しました。

出演予定だった番組も変更になるなど様々な影響が広がる中、今回の『令和ロマン』髙比良くるまさんのように、「海外で合法的に運営されているオンラインカジノも、日本で利用すれば違法」になるということを知らずに利用するケースは多いといいます。

そんな中『めざまし8』が取材したのは、オンラインカジノを利用してしまったという男性。日本語の広告などが充実していたこともあり、「“大丈夫”だと思った」と話します。

オンラインカジノで依存症になった男性(20代):
きっかけは友人が横でやっているのを見て誘われて。あと広告もYouTubeとかいろんな広告を見て、広告を打っているぐらいになったら大丈夫だろうと。
サイト自体は、全然しっかり日本語で書いてあって。例えば、よく見る詐欺サイトみたいな変な日本語じゃないですし、日本語をしゃべる方がディーラーのタイプのもあったし。
なんか本当に日本に支店があって、日本で運営をしているんじゃないかぐらいのサイトの作りだったので。
違法とまではいかずに、グレーで摘発するのは難しいみたいな記事を読んでいたので、違法と知っていたかどうかっていうとちょっと微妙ですね。でも、犯罪をしているって意識はなかったかなって。

友人に誘われ、軽い気持ちで始めたオンラインカジノ。結果、借金は5年間で2000万円まで膨れ上がりました。

オンラインカジノで依存症になった男性(20代):
本当に自分の人生が、 “オンラインカジノに乗っ取られてしまっている”っていうのは、とても怖いなっていうふうに思います。

オンラインカジノにのめり込む怖さを語った男性…。
スポーツ界では、東京オリンピックの卓球・男子団体で銅メダルを獲得した丹羽孝希選手が、2023年にオンラインカジノで賭博したとして、1月に書類送検。
さらに、オンラインカジノで違法に賭博をした疑いで、任意の事情聴取を受けていた、吉本興業のお笑い芸人『ダイタク』の吉本大さんと、『9番街レトロ』のなかむら★しゅんさんは、事実関係を認めているといいます。

警視庁は今後、立件の可否を慎重に見極める方針です。

「国の怠慢」周知徹底の必要性

若狭勝弁護士によると、「違法」と知らなくとも「賭博をしている認識」があれば罪が成立するという「賭博罪」。

50万円以下の罰金または科料、また、常習的に行っている場合は「常習賭博罪」となり3年以下の懲役となります。

橋下徹弁護士:
まず、許可されていないオンラインカジノ、これはもう絶対に違法です。日本の国では違法ですからやってはいけない。
カジノを“賭博”といえば、公営賭博のオンラインはオンライン賭博のようなものですが、あれは許可されているのですが。今回は違法であることは間違いないです。
ただ、今回の件で仕事をやめさせるとか降板させるとかは僕はやり過ぎだと思います。

MC谷原章介:
ただ、僕が思うのは海外の銀行に口座を開設して送金すればそれは違法ではないと(いわれたので)違法ではない(と思っていた)というのは、国内においてインターネットのカジノをすることは違法だという認識はあったということですよね。

ジャーナリスト 風間晋氏:
そこは難しいところだとは思います。海外の口座というのも自分で開いたわけではなく、勧誘された先にそういうのに使える口座というのがあったのだと僕自身は思いますけどね。だから最初からかなり巧妙に作られていると思いますよ。

橋下徹弁護士:
対策は必要です、借金を積み重ねたり、少年たちが闇バイトに走ったりと、対策は必要なんですけど、公営ギャンブルとの違いはなんなのかと。
今まで日本の政治行政が、「禁止だ禁止だ」と言うだけで、放置状態です。ギャンブル依存症対策もやらない、オンラインカジノのサイトも対策をやらない、それでこういうことになったときに、バッと報じると。僕はこれは国の方が怠慢だと思います。

MC谷原章介:
日本の国内からネットを通じて賭けるようなオンラインカジノの違法性があるものなのかどうなのかの見極めはこちらからはつかないじゃないですか。
だからこそ、反社会組織にお金が流れないようにするために、公営のものはきちんとやるべきだし、日本国内でインターネットのカジノは駄目だということを、きちんと周知を、国や行政がするべきだと思います。

(『めざまし8』 2025年2月17日放送より)