今年で芸歴40年となる国生さゆりさん(58)。
今年2025年1月に、自ら執筆した小説がウェブマンガ化。マンガの原作者デビューを果たしました。
国生さゆり(58):
四苦八苦と転んだ人生です。
四苦八苦ともがいて、なんかこんなはずじゃなかったっていうことが多々ありました。
国生さんが58歳で新たな分野に挑戦したワケ、そして、アイドル時代からの苦悩を『めざまし8』に語ってくれました。
アイドル時代の秘話 「悔しさが原動力に」
国生さゆりさんといえば、高校在学中に美少女コンテストで優勝。
そして当時、圧倒的な人気を誇った『おニャン子クラブ』のメンバーとして活動しながら、今や誰もが知るバレンタイン・ソングの大定番、「バレンタイン・キッス」でデビュー。
国生さゆり:
(バレンタイン・キッスは)『国生さゆりwithおニャン子クラブ』で歌っているので…。
当時の私は、「私一人ではソロは難しいと思ったので、おニャン子クラブというふうにみんなに応援してもらったのかな」と思ってひそかに傷ついたっていうかね。
ソロの名義に「withおニャン子クラブ」と入っていた悔しさが、その後の活動の原動力になったといいます。
国生さゆり:
やっぱりソロデビューは無理だったかっていうふうに、何か、いじけて考えてました。
それを原動力にしたのかもしれませんけどね。それ以降の。
おニャン子クラブを卒業後は女優業にも挑戦。ただ、それも一筋縄ではいかず…。
国生さゆり:
おニャン子を卒業してソロ活動をし始めたんですけど、でもそこで聞かれるのはいつも、おニャン子のお話で。もう完全に女優さんにシフトしましょうと。
すごく険しい道だけれども、頑張ってみましょうっていって、一切バラエティー色のないお仕事にシフトしたんですね。
このシフトチェンジが、後の国生さんにとって大きな転機となったのです。
先輩俳優からのアドバイス「本を読みなさい」
国生さゆり:
ある女優さんに「どうやったらお芝居上手になります?」って聞いたら、「まず本を読みなさい」って言われて。
「いや、3行読んだら眠くなるんです」って言ったら、「まずは3行でいいから。それが半ページになって、それが1ページになっていって、それが第1章になっていくよ」って。「小説って全部書いてあるでしょ」って。「どういう心情だとか、どういう風景だとか、何色の洋服を着ているとか、それを頭の中で動かしてごらんなさい」って。
「そうやっていくうちに、台本ってそういう細かいことは書いてないけれども、自分で模倣と想像ができるようになるから」っておっしゃっていただきました。
先輩俳優のアドバイスで少しずつ本を読むようになったという国生さん。
この習慣がひとつの形になったのはコロナ禍のことでした。
小説「国守の愛」
国生さゆり:
コロナ禍になりましたでしょう。本当に孤独だったと思うんですよ、皆さん。
これ、どうなっちゃうんだろうって。すごく不安感があったんですね。
その時に正直に言うと、“タレントさんの国生さゆりさん”に何一つ残してあげてないなと。
本当に、何か傷つけることばっかりしちゃっているけど、何一つ国生さゆりさんのために
してあげてないと思って…。
5年前、新型コロナの影響で人と会えなくなる中、そうした思いが募り、初めて書いた小説が「国守の愛」です。
国生さんのメモには、キャラクターの相関図や設定がびっしりと書きこまれていました。
自衛隊の特殊部隊を題材にしたこの作品。国生さんがこのテーマを選んだワケは…。
――父親が海上自衛隊に所属していた?
国生さゆり:
はい。やっぱり小さい頃から父が汗水たらして仕事をする姿を見ていたので、そういうところも影響されているかなというのもありますし、国を守るということは、どういうことなのかなっていうことを私なりに掘り下げてみた感じです。
小説投稿サイトに作品をアップしたことがきっかけとなり、1月8日、ウェブマンガ「国守の愛」の連載がスタートしました。
新たな挑戦を続けかなえた夢「世界は広いよ」
これまでの芸能活動で、常にかたわらにあった台本が執筆にも生きているという国生さん。
「今後の夢」は…。
国生さゆり:
アニメ化したいです。実写化したいです。
本当に私、幸せです。夢を描いて、それがかなって、また夢を描いて、また努力する。また走る。またやる。日に日に状況が変わってきているので、それをまた、細いけれどもそれを広げていく、開拓していくっていう。なんかすごくパワフルなので、本当にいい環境にいますし、今、本当に幸せです。
こういうことを話すのは、40年たったから、もう許されるかなと思うんですが、
いま、自分にというか…“タレントさんの国生さゆりさん”にできることをやって贖罪してるっていう…。
酸いも甘いも経験し、時に不安を抱えながらも、新たな挑戦を続け、夢をかなえた国生さん。
国生さゆり:
若い頃、私たちはバブルを経験していて、どこか、はやし立てられるように青春時代というか、若い時期を過ごしてきたと思うんですが、大人になるとね、いろんなことが制約が出てくるので、ちっちゃくちっちゃくなっちゃうじゃないですか世界が。でも、それを取っ払って、広い世界で自由にいきましょうって思う。
もう、あと2年で(私)還暦ですしね。何をどう言っても。
まあまあ、そんなこと言わずっていうふうに言ってくれる方たちも多くいらっしゃると思うので、狭く狭くしないでこの年だから広くしようよって。世界観広くしようって。世界は広いよって思います。
芸歴40年を迎えてもなお、原点を大切にする国生さんの挑戦は、まだまだ続きます。
(『めざまし8』2025年2月18日放送より)
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