花粉症で歯が痛くなる！？“花粉のピーク月間”に急増…寝られないぐらい痛むときも

3月に入り、まさに“花粉のピーク月間”を迎える中、いま“花粉症による歯の痛み”が急増しているといいます。

3月4日（月）の1週間は花粉の飛散が多い予想で、注意が必要です。

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そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院　内尾紀彦院長によると、
花粉症の症状が重度になり鼻詰まりが悪化すると、副鼻腔炎を引き起こすことがあるといいます。

副鼻腔炎により頬の内側に膿がたまり、炎症を引き起こすと、その炎症が歯の根元の神経まで響き、痛みを誘発することがあるといいます。

実際に重度の花粉症により、歯が痛くなったという男性に話を聞くと…。

歯の痛みを訴える花粉症の男性：
奥歯がずっとズキズキ痛い感じで「虫歯ではない」って歯医者に言われました。
昼から夜にかなり痛くて、寝られないぐらい痛い時とかも何日かありました。

この男性は10年以上花粉症の症状があるものの、歯の痛みを感じたのは今年が初めてだということです。

そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院　内尾院長によると、
実際に歯の痛みを訴えた人が歯科を受診して、耳鼻咽喉科をすすめられるケースも多いといい、
花粉の飛散量が多い今年は、一見花粉症とは関係なさそうな症状が現れることもあるため注意が必要だということです。

東京の花粉飛散量は、日差しが出る2024年3月4日（月）は非常に多くなっていますが、5日（火）以降は、雨の日や曇りの日が続きますが、それでも花粉の飛散量は多いと予想。さらに週末7日（木）以降は再び『非常に多い』という予報が続きます。

スギ花粉のピークは、3月下旬までとなっていて、その後はヒノキの花粉が増え始め花粉シーズンは4月中旬ごろまで続く見込みです。

(『めざましテレビ』　2024年3月4日放送より)