連休明けから本格的な花粉シーズンに突入か。そんな中、花粉症の「低年齢化」が進んでいるといいます。
4月中旬並みの暖かさに…本格的な花粉シーズン突入か
連休明けから気温がぐんぐん上昇し、15日には東京の予想最高気温が20℃と、4月中旬並みの暖かさになる見込みです。
このため花粉の飛散量が増え、来週は本格的な花粉シーズンに突入するとみられています。(2月10日時点)
横浜市内のクリニックには、鼻水の症状を訴える小学1年生の男の子の姿が…。
診察の結果、花粉症の疑いがあるということです。
母親:同級生の子が花粉症で治療しているっていうのをちらほら聞くので。
――ティッシュがないと困る?
小学1年生の男の子:たまに出るから一応持ち歩いた方がいいかな。
近ごろ花粉症は「低年齢化」が進んでいるといいます。
先月はじめて花粉症の診断を受けたという3歳の女の子の母親に話を聞きました。
3歳の娘が花粉症と診断された母親:
3歳で花粉症になるというのが実感がないというか想像がついていなかった。びっくりしましたね。
目薬が3歳だとまだ怖がってしまって、寝ている間にこっそり打つしかないかなと…。
花粉症の低年齢化の背景について、そらいろ耳鼻咽喉科センター北駅前院の内尾紀彦院長は「昔に比べると住環境がかなり良くなって家の中が清潔である分、花粉に触れる機会が少ない。その結果、花粉症に対する免疫が付きづらくなっている可能性がある」と指摘します。
本格シーズンを迎える花粉。どのような対策が有効なのでしょうか?