<試写室>『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第8話

今回は…いや今回も、言いたいことがありすぎるので、僕の「思い」(=叫び)を章立てで、お送りしたいと思います…。

①今週も情緒がおかしくなること必至!!

前回、大地くん(中島颯太)&円(東啓介)というカップリングに加え、翔くん(城桧吏)&野球部の長谷川くん(坂上翔麻)に、パパ(原田泰造)&ママ(富田靖子)と、隅から隅まで濃密なドラマが繰り広げられて、涙がいつまでたっても止まんねぇ!!!という情緒不安定状態になった…特に大地くんと円のあれこれに関しては、一挙手一投足、何をしたって泣ける状態で、情緒どころの騒ぎじゃない、発狂のレベルだったわけですが…それって、だけど、情緒がおかしくなるのは、当然、思い入れがある=主要人物だから…ってことだったはずなんです…前回までは…。

だけどだけど、今回は、なんと、まさか、あの、古池正則(渡辺哲)で涙するという(どうしてもフルネームで言いたい)、異常事態!!!!?!!!あの、ポッと出(言い方!)の、「いる?」とすら思ってた(おい!)、物語も中盤に差しかかったから波風立てる要因として新キャラ配置しましたけど何か?的な疑いも拭えてなかった(ホントに言い方!!)、あの古池正則に、涙してしまう!!という、情緒。

で、それがまた、ただの「いい話」で泣かすんじゃなくって、「いい話」として決着しそうな雰囲気から、さらにとんでもないとこまで掘り下げて描くもんだから、ハッピーエンディング(涙)、ってな具合じゃなく、丁寧過ぎて沁(し)みる(涙)…の、涙になるのです…。

で、通常、古池さんのような、こういうキャラって、本来焦点を当てなければならない部分とは別軸の物語で決着をつけて、そっちでごまかす…つまり、前時代的な発想の中にも実はいい面もある!的に描いて、論点をずらすというパターンが多いと思うんだけど、この『おっパン!』も、やっぱりその手できたよね…という嫌な予感は見せつつも、決して、そこでは終わらない…ごまかして終わらせない… “本質”まで丁寧に触れていくから、だからこそ、古池正則というポッと出のサブキャラクターの物語でも(だから言い方!)、涙してしまうのです…。とにかく、乞うご期待!