あくる日、雨は訪ねてきた春陽とミサンガ作りをする。そこで雨は、本当は花火師になりたかったのでは、と春陽に尋ねた。「学生時代はそう思っていたよ。でも、おとうに『お前は務まらない』って一刀両断された」と返す春陽。雨は、そんな春陽に、諦めずにチャレンジしてみてはどうか、と告げた。
夕方、帰宅した太陽は、桜まつりの審査は断った、と雨に伝える。今の自分では無理だが、次の春までには合格してみせる、という太陽。
その言葉を聞いた雨は、“奇跡”のことを話しそうになった、と千秋にこぼす。目が見えなくなる前に花火を見せるよ、と言ってほしかったのだ。千秋は、せめてタイムリミットだけでも知らせてはどうかと雨に言った。
すると日下は、太陽が雨を病気だと思っているならばタイムリミットを知っているのはおかしい、と指摘。だが、いつか太陽は五感を失う病気などないことに気づき、雨の身に何が起きたのか思い悩む、と続ける。「彼は、答えの出ない問いを一生死ぬまで考え続けるのです」。日下は雨にそう告げた。
そこに太陽がやってきた。雨は、朝までずっと抱きしめていてほしいと太陽に頼んだ。雨は、太陽の腕の中で、この先何があっても太陽のことをずっと愛している、と告げる。太陽も、「俺も愛している」と返して雨を抱きしめ…。