磯村勇斗さんが、近藤真彦さんとの初対面について語りました。

確かな演技力で多彩な役柄を演じている磯村さん。映画『月』(2023年)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、『不適切にもほどがある!』(2024年/TBS)『クジャクのダンス、誰が見た?』(2025年/TBS)など、数々の話題作への出演が続いています。

このたび、月10ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』に主演する磯村さんにインタビュー。俳優を目指した原点や最近のプライベートの過ごし方、最近SNSで話題を呼んだ近藤さんとの初対面エピソードを聞きました。

磯村勇斗が俳優を目指した原点に父のレーザーディスクプレイヤー

──小さい頃の磯村さんは、どんな少年でしたか?

遊ぶのが大好きでした。よく勝手にどこかへ走って行ってしまって、野生児のように過ごしていました(笑)。

──磯村さんが子どもの頃に出会って、今も影響を受けているものはありますか?

父がレーザーディスクプレイヤーを持っていて。家に映画のディスクがあったので、そのディスクからいろいろ引っ張り出して映画を見ていました。それがおそらく、僕が映画好きになったきっかけでもあります。

──どんな作品を見ていましたか?

『スター・ウォーズ』のエピソード4から6があり、それを何回もリピートして見ていました。ほかには『スタートレック』など宇宙に関する作品が多かったです。今もSFが好きなのは、その影響もあると思います。

──俳優になろうと思ったタイミングは、その頃ですか?

もう少しあとです。15歳頃から映画を作ってみたいと思うようになって。1つ上の先輩が映画作りをしていたのですが、自分もマネして作ってみたくなりました。それが大きな転機になっています。

──では、「子どもの頃から変わってないな」と思うところはありますか?

僕はおそらく、ずっと子どもなんだろうと思います。ふざけるのが好きで、同じような感覚を持っている友だちと一緒にいる時間もすごく楽しくて。自分でも“子ども心”を忘れないようにしています。子どものときのように、何かに興味が湧いたら飛びついていきますし、さまざまなものに興味を持つことは大事にしています。