そんな折、倫子が中庭で枯れたリンドウを眺めていると家治が来た。
家治は見せたいものがあると、倫子を1本の松の木の元へと連れて行く。そこで、亡くなった娘への思いを語る家治。松の木には「千代」と書かれた石碑が添えられていた。

倫子が帰ろうとすると、竹千代から2つの松ぼっくりをもらう。倫子と妹の分だと言う竹千代。お知保が竹千代には可愛い妹がいると教えていたのだ。
驚く倫子にお知保がそっと頷く。倫子はその思いに、竹千代を抱きしめた。

そんな折、倫子が中庭で枯れたリンドウを眺めていると家治が来た。
家治は見せたいものがあると、倫子を1本の松の木の元へと連れて行く。そこで、亡くなった娘への思いを語る家治。松の木には「千代」と書かれた石碑が添えられていた。
倫子が帰ろうとすると、竹千代から2つの松ぼっくりをもらう。倫子と妹の分だと言う竹千代。お知保が竹千代には可愛い妹がいると教えていたのだ。
驚く倫子にお知保がそっと頷く。倫子はその思いに、竹千代を抱きしめた。