刑事課に戻った鴨居たちが再度阪本の聴取にあたるなか、阪本が過去に闇バイトに手を染めていたことが判明。鴨居は今回も阪本が何者かの指示を受けて犯行に及んだのではないかと疑うが、大学側から「事故で処理してほしい」と横やりが入る。

これ以上、大学のイメージに傷をつけたくない。そんな大学側の要求を受け入れる方向の署長・妹尾和馬(利重剛)や刑事課長・桑原栄二(荒川良々)に、反発する鴨居。陸から「二度と来るな」と支援を拒否されて落ち込んでいた絵梨子は、鴨居から捜査状況を聞き…。

阪本に指示していた人物の正体を探ろうとする絵梨子に、まずは陸の復讐心を切り替えるのが自分たちの責務だと語る夏海。陸が事件と向き合うべきだという絵梨子の主張を受け入れるという夏海に、絵梨子はある提案をする。

それは、陸を連れて散歩に出ること。外の空気を吸ってリラックスし、子どもの頃に練習していたサッカー場に2人を連れて行った陸に、絵梨子は「勝俣さんを助けたい」と語りかける。

サッカーができなくても“用無し”ではない…夏海(小池栄子)と絵梨子(北香那)は陸(岩瀬洋志)を説得する

一方、未来は陸が突き落とされた際の写真を北川が所有しているのを目撃。その写真をネットで見つけたという北川は陸の試合中のベストショットを未来に託すが、未来はある可能性に気づく。

陸の病室を訪れ、自分本位だった陸が周囲を利用し続けた結果、今回の事件が起きたのではないかと突きつける未来。北川が事件当時の写真を持っていたことを聞かされた陸は、阪本が口にした「用無し」という言葉を思い出す。

そんななか、阪本がお金をもらって陸を襲ったと自供。時を同じくして病室を抜け出した陸は、サッカー部のグラウンドに北川を呼び出した。夏海と絵梨子は彼のあとを追うが、グラウンドの入り口には鍵がかけられていて…。

2年前、勝つためのチーム作りには必要ないという陸の判断を受けて、選手から広報に回ることになった北川。その際に陸は、「用無し」と北川に吐き捨てていたのだ。

サッカーを奪われただけでなく、就活が上手くいかなかったのも陸のせいだと復讐心を燃え上がらせていった北川。スターになっていく陸を見続けるのが耐えられなかったと語る北川に、陸はカッターナイフを突きつけようとする。

復讐に復讐で返してはいけないと、陸を説得しようとする夏海と絵梨子。つらかった経験も今後の支えになるという夏海の言葉を受けて、陸はナイフから手を離した。

そして陸は、「用無し」と犯人に言わせた理由を連行されていく北川に質問。その言葉がなければ、陸は北川が犯人だと気づかなかったかもしれない…。そんな陸に北川は、大切なサッカーを奪われた自分と同じ思いをさせたかったと言い放った。

復讐の連鎖に飲み込まれそうになりながらも踏みとどまった陸は、自分に勝てて良かったと前を向いた。ある思いを胸に彼を見送る鴨居。

そして夏海は、改めて自分をカウンセリングしてほしいと絵梨子に申し出る。

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