ため息が出るほど、美しい青い海と、白い砂浜…目もくらむような、大自然…
大西洋に浮かぶ小さな島国、カーボベルデ。いま世界の注目を浴びているんです。
そのワケは…
日本時間きのう6月16日に行われた、FIFAワールドカップ2026の、グループステージ、
FIFAランキング2位、“無敵艦隊”とも呼ばれる強豪スペインと、ランキング67位で初出場のカーボベルデの試合。
優勝候補であるスペインが、カーボベルデを圧倒するとみられていましたが、まさかの展開に…。
40歳のゴールキーパー・ヴォジーニャ選手がスーパーセーブを連発したんです!
実況「クロスバーに当たった!今度はヴォジーニャが防いだ!素晴らしい!」
スペインが放ったシュートは実に27本!しかし!
実況「ヴォジーニャが防いだ!すばらしい!」
実況「再びヴォジーニャだ!」
実況「40歳(のヴォジーニャ)のすばらしいセーブ」
鉄壁の守りで引き分け。スペインから勝ち点1を奪う“番狂わせ”に世界中が驚きました。
まるで勝利したかのような歓喜のカーボベルデ。涙ぐむサポーターの姿も。
スタジアムだけでなく、国内でも盛り上がる人々。いったいなぜここまで、サッカー熱が高いのでしょうか。
『ノンストップ!』は、カーボベルデに魅入られた日本人を取材、その熱さの秘密を伺いました。
「カーボベルデ」ってどんな国?
優勝候補のスペイン相手に、引き分けに持ち込んだ初出場カーボベルデ。
国内は優勝したかのようなお祭り騒ぎとなりました。
カーボベルデ政府公認の親善大使 片岡力也さん:
もう外でパレードのように…、優勝国かのように盛り上がってるなって思いましたね。
こう話すのは、コロナ禍に1年以上カーボベルデに滞在した片岡力也さん。
現在は政府公認の親善大使を務めています。
片岡力也さん:
島なんで、海がめちゃくちゃキレイで、僕も100カ国くらい行っていますけど、海のキレイさは本当にトップだなって。
カーボベルデはアフリカ大陸の西側、大西洋上の、主に10の島々からなる国。
面積は滋賀県ほどで、人口は約60万人、鹿児島市と同じくらいです。
そんな小さな島国ではありますが…
片岡力也さん:
カーボベルデでは圧倒的にサッカーが人気で、どこのカフェ行ってもバー行っても、サッカーの中継しか流れていないですし。
片岡さんが滞在中に撮影したカーボベルデの街中での映像では、子供だけでなく大人も真剣にサッカーをしている様子が、あちこちで見てとれます。
片岡力也さん:
子供たちはサッカーのユニフォームを着て毎日を過ごしているので。サッカーだからここまで盛り上がったっていうのは大きいかなって。
そこは“知られざるサッカー大国”。
値千金の活躍をしたゴールキーパーのヴォジーニャ選手は、目に涙を浮かべながら・・・
カーボベルデGKヴォジーニャ選手(40):
私はずっとこの瞬間を夢見てきました。サッカーのために人生を捧げてきました。
GKヴォジーナ選手のインスタグラムのフォロワーは試合前の5万人から爆増、なんと1000万人超に達したということです。
MC設楽統:
カーボベルデ、申し訳ないけど初めて聞きました。優勝したかのような盛り上がりみたいで、でも、ワールドカップって本当に何があるか分からないからね。
ハリー杉山:
カーボベルデですが、スペインと改めて比較してみますと…
・総人口
スペイン約5000万人 カーボベルデ約60万人
・面積
スペイン50万5000㎢ カーボベルデ4033㎢
・サッカー人口
スペイン約130万人 カーボベルデ約3500人
ハリー杉山:
一躍、世界の注目を浴びたカーボベルデですが、実は、日本とも深い関わりがあるんです。
ハリー杉山:
1960年代ごろ、日本のマグロ漁船が多数寄港し交流が生まれ、そこで日本人の船員が日本の武道や空手を教えます。
現地の人たちは、日本人船員のことを「サイコー」と呼ぶようになりまして、「サイコー」という言葉が、カーボベルデの中で浸透するようになります。
その結果「Saiko Dayo」という曲が作られ、現地では知らない人がいないくらい有名な曲になったといいます。
たくさんのアーティストの方にカバーされ愛されている曲だといいます。
設楽:
へえー、じゃあチームの人に「サイコーだよ」と言ったら伝わるのかもね。
ハリー杉山:
伝わると思います。
(『ノンストップ!』2026年6月17日放送より)
