由紀さおりさん(79)安田祥子さん(84)姉妹による恒例の「童謡コンサート」。
1986年から精力的に全国各地を巡り、美しいハーモニーを届けてきました。

由紀「お客さまいっぱいでございます」
安田「本当ね」
由紀「チケット完売 ははは笑 もうこの響きが大好きなの」

『ノンストップ!』は、6月に開催された40周年記念コンサートに密着!デビュー当時に味わった苦労の日々など安田シスターズが歩んだ40年を振り返ります。

息ぴったりのステージの裏で、姉妹バトル勃発?

<6月11日 LINE CUBE SHIBUYA>

ノンストップ!スタッフ「おはようございます」
由紀「おはようございます。朝からすみません。よろしくどうぞ」
2人「いい声を出しましょ~」

2時間後…

由紀「一応ここまで仕上がりました。さっきの寝ぼけたお顔から」
安田「笑」

まさに絵に描いたような仲良し姉妹。2時間のステージで披露するほとんどの曲をリハーサルで歌い…、

スタッフとの調整も細部にわたり2人で行っていきます。

由紀:
いつもとちょっと全体的にキーが高いのでね。祥子先生が高いから、おやりにくいことはございますですか?

安田:
時々私が小さく歌ったときに心配になって歌ってくださるみたいだけど…、

由紀:
ちょっと低くなりますから。私が歌い出したら「あ ちょっと低いんだな」と思っていただけたら。

安田:
それはわかっているんですけど…、

由紀:
はい。そうでございますか。すごいでしょ?それなりのバトルでございます。

安田:
こぶしが入らない方がいいと思います

由紀:
はいはいOKわかりました。はいわかりました。大きなお世話です ポリポリ。

安田シスターズが歩んだ40年とは

由紀さんと安田さんは、幼い頃から共に「ひばり児童合唱団」や、それぞれが童謡歌手として活動しました。

その後、安田さんは大学で音楽を学びクラッシックの道へ。

一方、由紀さんは歌謡界へ進み「夜明けのスキャット」など数々のヒットを生みました。

そんな二人が、同じ舞台に立つことになったきっかけは?

由紀:
私がデビューして15年の時に、NHKホールでオーケストラでコンサートをやりたいと言って企画をしたんですけれども、間際になって2時間半もNHKホールを一人でオーケストラを背負って歌うのはやっぱり大変だなと思って、事務所の社長は母だったので、母に「どなたかゲストをお願いしたらいいかな」って言った時に、母はもう待ってましたとばかりに「お姉ちゃんと一緒にやったらどうなの?」と。

「一緒にやってくれない?」って言ったら「あら喜んで」と言ってくれて、2人で15分くらいメドレーで歌った。

二人で披露した童謡メドレーの評判がよく、すぐにレコードを出そうとしたそうですが…、

由紀:
「教材だったら作ってもいい」って最初言われて。一応プロで歌っているので教材もいいけどやっぱりレコード屋さんに並ぶような、「日本の歌」みたいなジャンルで置いてほしいっていうところにすごくこだわって、最初500枚ぐらいしかリリースしてくれないことが分かって、ちょっとプチッと切れて。悔しいなと思ってね。5000枚ぐらいお願いしたいと。それは自分たちで買い取って、自分たちで売るからって「童謡コンサート」を始めたのが最初。

5000枚のレコードを手売りするために始めたという姉妹の「童謡コンサート」。過去にはさまざまな挑戦企画もあったそうです。

特に大変だったというのが、このハープの弾き語り。

安田:
私たちがグリッサンドってあれだけでもやりたいわねって言ってたらあれが大変だった。鉄線だからいっぺんで皮がむけるよとかって言われて。

由紀:
何回むけたか分からない。若かったからできた。

2人:(笑)

指の痛みも伴った挑戦だったようです。

■開演時間 午後3:00

会場には多くの人が詰めかけ、この日のチケットは完売。足を運んだ人は…

50代女性「唯一無二のハーモニー。一回聞くと、くせになるんですね」

98歳女性「亡くなった主人が大変歌が好きで、安田先生の歌が好きで」

30代女性「私阿佐ヶ谷姉妹さんが好きで自分が生きているうちに一回聞きたいなと思っていて、子供関係の仕事をしているので、私も歌い継いでいきたい」

坂本冬美「写真撮っても大丈夫ですか?」
由紀「いいですよ、いいですよ」

二人を慕う後輩たちの姿も。

坂本「ありがとうございます。こんな感じで」(2人に見せて)
2人「きれい!笑」

そして本番のステージへ。

■開演の鐘~入場

二人の美しいハーモニーに客席もうっとり。

(♪おぼろ月夜)
(♪紅葉)

観客からのリクエストに応える人気コーナーでは、

「夜明けのスキャットをお願いいたします」
由紀「そんな気を使わなくてもいいんですよ」

(♪夜明けのスキャット)

約30分。予定時間を大幅に超え、最後は姉妹でのレアな「夜明けのスキャット」まで飛び出しました。

由紀:
この40年を支えてくださった方がかなりたくさん来てくださったのですごくありがたかったです。

安田:
私たちもよくやったわね。

由紀:
もう今はさ、お互いをいたわり合うというか、そういう境地に達していますのでケンカするという元気がない。でも姉妹で長く歌うってやっぱり幸せなことですね。

来年はカーネギーホール公演をまた2人でやりましょうっていうことで、今、一応、ホールは仮押さえはしました。とりあえずそこへ向かっていきたいなと思っておりますので。健康に留意して頑張っています。

(「ノンストップ!」7月23日放送より)