――MEJの仲間を演じる、八木勇征さんや綱啓永さんらの印象も聞かせてください。

一人ひとりが、ポジティブなエネルギーを持ち寄ってくれているのを感じます。

今日は朝から番宣で綱くんとずっと一緒でしたが、彼はすごくしっかりしていると思います。以前、僕が一度体調を崩してしまったときも、綱くんが1人でいろいろ立ち回ってくれて、頼もしかったです。

八木くんは本当に人懐っこくて。ちいかわのプレゼントをくれました(笑)。「一緒に写真撮りましょう!」と言ってくれたり、宣伝を率先して盛り上げようとしてくれたり。さっきも、僕と綱くんが生放送番組に出ていた様子を写真に撮って「見てます。応援してます!」と送ってくれました。

安斉星来ちゃんと川床明日香ちゃんは、まだ一緒のシーンがそんなに多くないのですが、2人ともしっかり現場を見ていて、意見を求められたときは自分の考えをきちんと言える方だと思います。今後、作品の中でどういう形で絡んでいくか楽しみです。

かわいい!“LOVED ONEポーズ”の着想はどこから?

――番組公式SNSでは、みなさんが「LOVED ONEポーズ(ハートと犬のように両手を胸の前に構えるポーズ)」をする姿が「かわいい!」と話題です。これはディーンさんたち考案ですか? 

宣伝を盛り上げるために、何かドラマにまつわるポーズがあるといいなと思っていて。以前、仕事でお世話になったお店にワンちゃんがいて、お店の名刺もワンちゃんがモチーフだったんです。それを見て「 “ラブドワン”っていうワンちゃんがいたら、かわいいな」なんて勝手に思って(笑)。自分たちもかわいらしさを忘れずにいたいと思い、このポーズを提案しました。

ディーン・フジオカが考える“愛の本質”は「日常の積み重ね」

――本作の主題歌は、ディーンさん書き下ろしの『Loved One』です。この曲に込めた思いを聞かせてください。

ドラマのキャッチコピーでは「真実」と書いて「あい」と読みます。愛という言葉をほかの言語に翻訳すれば「Love」やいろいろな言葉に置き換えられますが、愛って実際何なのだろうと改めて考えて。やっぱり、何気なく過ごした日々のささやかな一コマ、そういう記憶の積み重ねなんじゃないかなと。

だから、飾らない言葉で日常を丁寧に描写していくような曲が、このドラマにはピッタリだなと思いました。難しい言葉は使わず、世代やバックグラウンドの違いを超えてメッセージを届けたい。真澄や麻帆、被害者、遺族、どのキャラクターの人生にも当てはまるような“余白”を残したいと思って作りました。

先ほど話した「愛とは何なのか」ですが、それは「ありがとう」「おはよう」「おやすみ」「ただいま」「おかえり」といった、毎日伝えるあたりまえの思いの積み重ねの先に、「愛している」という感情が存在しているのではないかと思いました。

忙しい現代社会の中でつい見失いがちなやり取りの先に、自分がこの楽曲で伝えたいことがあるのかもしれません。その輪郭を浮き立たせるため、シンプルでストレートな愛の歌にしました。

――最後に、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

どの被害者の人生にも、誰かに愛された記憶と誰かを愛した証があります。残された人々にとって、その命がどんな存在であったのかを丁寧に描く物語になっています。この作品が、日常の尊さや周囲への感謝、“普通”であることのかけがえのなさに気づくきっかけになればと、強く願っています。

視聴者の方それぞれの大切な記憶に寄り添えるような、心に深く残るような作品になったらうれしいです。ぜひ楽しんでご覧ください。