「以上、現場から東海林がお伝えしました」

このフレーズでおなじみの、“伝説のリポーター”東海林のり子さん。

今月2026年4月、自身のYouTubeチャンネルにアップしたのは、結成7年目、令和のヴィジュアル系バンドをインタビューした動画です。

東海林のり子「XANVALAさん。今ものすごく勢いがあるから期待しているの」

というのも今、“令和のヴィジュアル系”が盛り上がりを見せているということなのですが…。

実は東海林さんは、通称“ロッキンママ”とも呼ばれ、これまで35年以上、ヴィジュアル系バンドを取材し続けているんです。

東海林のり子:
(ヴィジュアル系を)もっともっとみんなに知ってもらおうと思って取材を始めたの。

御年91歳。今もなお、ライフワークとして取材を続けていて、名だたるバンドマンたちからも愛される存在になっています。

『ノンストップ!』はそんな東海林のり子さんを密着取材しました。

今年2月死去…LUNA SEA・真矢さんとの出会いと別れ

東海林さんにとって、最近、つらい別れがありました。

2月、LUNA SEAのドラマー・真矢さんが、56歳という若さで亡くなりました。

メジャーデビュー当時から交流があり、“ママ”と呼ばれるほど親交が深かった東海林さん。テレビで初めて、真矢さんへの思いを語ってくれました

東海林のり子:
(真矢が)いつも「ママ―」って笑いながら飛んでくるのに。私が長生きしているからなんだけど…、一人ずつ亡くなっていくってちょっと寂しいよね、やっぱり。

東海林さんが、30年以上前にメジャーデビューしたてのLUNA SEAを取材した貴重な映像が残っていました。そこには20代の真矢さんの姿も。

〈1992年インタビュー映像より〉
東海林のり子「お父さんは、真矢さんの演奏を聞きますか?」

真矢さん(当時22歳)「高校のときとか家でドラムをたたいていると、親父がわからないくせに、いろいろ言ってくるんですよね」

東海林のり子:
最初に会ったときは少年っぽかった。でも、追いかけているうちにどんどん大人になって、どんどん格好良くなって、どんどんいい音を出すようになって…というのは嬉しいわよね。

それから交流は続き、真矢さんがサプライズ登場した2025年11月開催のロックフェスでは…、

東海林のり子「全部の声を出して叫んで!」

観客「LUNA SEA~!!」

なんと、多くのファンの前でバンドの“呼び込み”を任されていました。
しかし、東海林さんは…、

東海林のり子:
「真ちゃんが(呼び込みを)やればいい、一声叫んでくれるだけでも」って言ったら、スタッフが「ちょっと…」って言ったときに…、(病気が)相当ひどいっていうことがわかった…。

真矢さんが亡くなったのは、このフェスから3カ月後のことでした。
3月には真矢さんの献花式が行われましたが、東海林さんはあえて参列しなかったといいます。

東海林のり子:
献花に行きたくなかったの。そのときの心境って、いま考えるとわからないんだけど……、「それでおしまい」って感じがしたのよ。そこに行って献花して花輪を出したら、真ちゃんとの付き合いがそれで終わると思った。だから行かなかったし、まだその辺、飛んで歩いてるのよ…。

思いをつなぐ…“令和のヴィジアル系バンド”を応援

真矢さんの“魂のビート”と、その思いをつなぐためにも、東海林さんはヴィジュアル系バンドの応援に力を入れ続けています。

90歳のときに始めたYouTubeでは、多くのバンドを取材し、紹介。中でも今注目しているというのが「XANVALA (ザンバラ)」。
2020年結成、令和のヴィジュアル系を牽引するバンドだといいます。

『ノンストップ!』は東海林さんのXANVALA のライブ応援に密着。
これまでバンドだけでなく、ファンも取材してきた東海林さん。
令和になったこの日も、ファンに突撃インタビューです。

東海林のり子「『ヴィジュアル系って何?』っていう人には説明してあげる?」

ファン(40代)「説明しづらいですね」

東海林のり子「何でしづらい?」

ファン(40代)「テレビに出ていないので言いづらい」

東海林のり子「それよ!東海林が思っているのは、それなのよ!テレビに出ていないと一般的じゃない」

ファン(40代)「そうなんですよ!もっと出してほしい!」

本番のライブは2階席から参戦です。演奏とともに盛り上がる観客…。

東海林のり子「最高!」

ライブのMCではこんな声かけも。

巽(XANVALA・ボーカル)「東海林のり子さんが見に来てくれています。みなさん手を振りましょう~」

東海林のり子「XANVALA~!!!XANVALA~!!!」

「ここが、きょうの“現場”ですって(笑)」

時代を超え、“現場”を取材し続けている東海林さん。
特に、“令和のヴジュアル系バンドマン”に感じていることが…、

東海林のり子:
私たち(ファン)がいいなと思う前に、(ヴィジュアル系を)自分たちが好きだから集まってやっているのよね。

巽:
めちゃくちゃ好きな人しか今ヴィジュアル系バンドをやっていないと思います。ヴィジュアル系を愛して、それを紡いでいく責任が、この世代のバンドにはあるんじゃないかと思っています。

ライブ終了後…。

東海林のり子:
お疲れさま~。めっちゃくちゃ良いライブだったわね。

XANVALA:
ありがとうございます。

東海林のり子:
XANVALA、きょう、めちゃくちゃ頑張ったのよね。ヴィジュアル系がこういうものだってみんなの目に焼き付いたと思うの。だからきょうは大満足。

以上、XANVALAの現場から東海林がお伝えしました!

(『ノンストップ!』2026年4月17日放送より)