自分が夏希を連れ去った理由を知ったら、これまで信じてきた“正義”が揺らぐはずだと天音を挑発する貴羽。父親を理不尽に亡くした真司に貴羽が共感していたという情報を得た天音は、貴羽が10歳のときに両親を亡くした火災事故に“裏”があるのではないかと疑う。
佐久間から揺さぶりをかけられ、35年前の火災事故を思い出す山倉。そんななか貴羽からの脅迫電話で貴羽が火災事故で死んだ夫婦の子どもだと確信した山倉に、貴羽は翌日の午後2時までに指定の場所に来るように告げる。
天音(玉木宏)は貴羽(長谷川京子)の両親が保険金詐欺により命を落としたことを知る
貴羽の両親の火災事故について調査していた天音は、夫婦が暴力団と関係のある黒木ファイナンスという高利貸しに就職し、死亡時に1億円の保険金が会社に支払われていたことを突き止める。
警察は借金による保険金殺人を疑ったが、証拠はゼロ。しかしその後、黒木ファイナンスの幹部は立て続けに不審死を遂げていた。
結束バンドを切り落としてなんとか天窓から山小屋を抜け出し、スマホの電波が届く場所を目指して森の中をさまよう凛と夏希。一方、天音と佐久間は、黒木ファイナンスの生き残り・黒木聰亙(山本龍二)が入居している老人ホームを訪れる。
黒木は1年前、貴羽に殺されそうになっっていた。その際、貴羽の両親が亡くなった火事は山倉という保険会社の調査員から保険金詐欺の抜け道を教えられ、実行に移しただけだと伝えたことが判明する。
貴羽が数々の保険金殺人を企てるようになったきっかけが、保険が正しく使われているか見守る保険調査員の悪意にあったことにショックを受ける天音。
その頃、山倉は貴羽に会うために警察の監視を逃れ、自宅を抜け出していた。
そして森の中を走り回っていた夏希が突然うずくまってしまう。生まれつき心臓が弱いことを打ち明け、その場で助けを待つと言う夏希を置いて、凛は1人で森の中を駆け出すが…。
