ナレーション収録を終えたあのさんにインタビュー。マリアさんを見守って感じたことや共感するところ、「目を離さないで」と語るあのさん自身の今後の活動や“推し”について聞きました。

あの「マリアさんのような家庭教師がいたら楽しいだろうな」

――マリアさんは、不登校などの事情を抱える子どもたちから特に人気です。あのさんも不登校の時期があったそうですが、マリアさんの印象を聞かせてください。

自分に正直で、やりたいことにまっすぐ生きているなと思いました。

マリアさんはもちろん人間なんですけど、ちょっと神格化されているというか。普通は、無責任にも聞こえる言葉は信用できないと思いますけど、マリアさんみたいな人に言われると素直に受け入れられる気がします。子どもたちは特にそう感じるんじゃないかなって思います。

マリアさんはなんだか妖精みたいで、会った人がすごく素直になれるパワーを持っていると思います。家庭教師と聞いて最初は「本当に!?」と思いましたけど、見ているうちに、いいなと思いはじめて。自分にもマリアさんのような家庭教師がいたら、心を開きやすいだろうな、楽しいだろうなって思いました。

――マリアさんに共感するところはありましたか?

マリアさんの言葉でハッとしたのは「結果が出なかったとしても、自分がやりたいことをやった人生だなって思って、満足して死んでいきたい」ということ。ぼくもそう思っている部分があるし、この言葉を聞いて、マリアさんはきっと今まで苦労もいっぱいしたんだろうな、後悔しないように生きていてカッコいいなと感じました。

――あのさん自身は今、満足して生きている実感はありますか?

そうですね、なるべく後悔のないように生きようとはしています。マリアさんの「楽(らく)なのと楽しいのって違うと思う」という言葉にも、すごく共感しました。

楽な道っていくらでもあるけど、自分がやりたいことをやって楽しく生きるためには、苦労がつきものだなって思いますし、ぼくも実際に苦労してきました。だから、ちゃんと今を生きられているなという自覚はあります。

あの 今回のナレーションは「声が震えないように頑張って読んだ」

――『ザ・ノンフィクション』の“語り”は何度も担当していますが、反響はいかがでしょう。

毎回「聞きやすい」と言ってもらっています。そう言われるとやっぱりうれしいですし、ぼく自身も、ナレーションなど声だけのお仕事はすごく好きなので、やりがいを感じています。

――今回のナレーションはどんな気持ちで読みましたか? 

マリアさんのことを「自分と遠くないな」と思いながら読んでいました。でも、(マリアさんを熱心に推す)エリカさんの気持ちもすごく分かりますし…。

マリアさんの鈍感さにちょっとイラ立ったり、エリカさんに感情移入しすぎて悲しくなったり、寂しくなったりしたので、なるべく声が震えないように頑張って読みました。