卵子凍結や高齢出産について覚えておきたい知識を、専門家と学びました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。

今回は、「いつか子どもを望むなら…知っておくべきこと」というテーマで、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、ゆうちゃみさん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが話し合いました。

女性の卵子は生理のたびに1000個減っていく…体に残っている卵子の数を把握できる検査も

スタジオには、産婦人科医の高尾美穂先生が生出演。まず高尾先生は、女性の卵子の数が年齢によってどのような変化を遂げるのかを、紹介しました。

高尾先生によると、男性の精子が毎日作られるのに対して、卵子は新しく作られることはなく、胎児のときに600〜700万個あったものが年齢とともに減少。月経では排卵される1個の卵子のほかに約1000個の卵子が失われていき、卵子の質も年齢とともに下がっていくといいます。

現在24歳のゆうちゃみさんは「自分の年齢でも卵子が10〜30万個しか残っていないなんて!」と驚き、千秋さんが「赤ちゃんのときから卵子はあるの?」と高尾先生に質問すると、「持って生まれてきたものを、使っていくイメージ」と先生は回答しました。

「AMH検査」というホルモンの値を調べる検査では、どれくらい卵巣の活動を維持できているかを知り、卵子の残りの数を推測することができるそうです。

千秋さんは「若いうちに数値を知ることができれば、キャリアと結婚、出産のタイミングを考える参考になるのかも」と興味を示し、三上アナは「20代前半で調べた友人が、40代の卵子の数しかないと言われていた」と実例を紹介しました。

卵子凍結で出産できる確率は年齢とともに低下…経済的、時間的な制約もしっかり考慮を

未受精の卵子を採取し、凍結保存する「卵子凍結」も注目されていますが、費用が約30〜50万円かかることもあり、「友だちと話題にはなるけれど、経済的にね…という話になる」とゆうちゃみさん。

番組では、昨年、38歳で卵子凍結に挑んだCRAZY COCOさんにも取材しました。CRAZY COCOさんは「45歳になったとき、妊娠できる選択肢を持てないよりは、選択肢を持っておきたい」と、卵子凍結を選んだといいます。

月経の数日後など通院の日程に制限がある上に、CRAZY COCOさんは排卵を促す薬や皮下注射なども使用。仕事のスケジュールと、薬を飲む時間や採卵のタイミングを調整するのは大変だったそうですが、22個採卵し、16個を凍結することになりました。

ある調査によると、10個の卵子が取れた場合、その女性が1人の赤ちゃんを出産できる確率は、28歳なら80%ですが、40歳になると30%に減少。しかしCRAZY COCOさんは、「何の後悔もないですし、お守りみたいな感覚」と笑顔を見せました。

ゆうちゃみさんが「年齢とともにリスクが上がるなら一度調べてみたいけれど、仕事のスケジュール調整は大変そう」と語ると、千秋さんも「焦って変な人と結婚するよりは、と思うけれど、自分で決めて実現するのはハードルが高そう」と共感。

高尾先生は「卵子を凍結しても、妊娠・出産は保証されない。年齢的に仕事を優先したいとか、妊娠・出産は今ではないと考える人の選択肢の一つではあるが、お金も時間もエネルギーも必要だし、卵子を使わなかったらどうするのか、という『その先』の悩みもある。自然妊娠とは違う、もう一つの選択肢がある時代になった、と考えてもらえたら」と、解説を加えました。