小瀧望(WEST.)さんが、約2年ぶりとなるドラマ出演への意気込みを語りました。
現在放送中の、主演・北村有起哉さん×共演・仲間由紀恵さんによる、木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』。
脚本家・岡田惠和さんの最新作で、二人の子を持つ小倉渉(北村)と、その妻・あん(仲間)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かく届けるホームコメディです。

小瀧さんは本作で、小倉家の長男で消防士の順を演じています。順は寮生活を送りながらも、実家の家族への思いやりも忘れず、誠実で誰に対しても優しい“天使”のような青年です。
小瀧さんに、順の印象や、共演者との現場でのエピソード、ドラマと舞台における芝居の違いなどについて聞きました。
小瀧望「天使」と言われると少し照れが…誰からも愛される長男役
――実際に順を演じて、どのように感じていますか?
順は第1話、第2話ではあまり登場していないので、僕自身もまだ順という人物をつかんでいる途中、という感じです。これから登場シーンが増えていくと思うので、監督や共演者のみなさんとお話を重ねて、自分のなかで順のイメージをもっと立体的にしていけたらと思っています。
――順は礼儀正しく誠実で、ヒーローのような青年です。小瀧さんが思う順の魅力を聞かせてください。
順は本当にまっすぐ育ってきましたが、まわりを傷つけないにはどうすれば良いかなど、彼なりにいろいろ考えています。
こんな息子がいたら、こんな友だちがいたら、同期だったら、孫だったら…と、誰からも愛される純度の高い人間です。そんな、さわやかな順の姿を楽しんでいただけるよう、頑張っていきたいと思います。

――順は、母・あんから「我が家の天使」と呼ばれています。
第2話で、順自身も「天使みたいないい息子になってしまった」と言っていましたが、それが嫌味っぽく聞こえないのが、順の良さだと思います。僕も「そうやな、確かにお前、天使みたいやもん」と納得してしまうぐらい、優しくて強い人という印象です。
でも僕自身は、実際に「天使」と言われると少し照れがあって…。写真撮影のときに、スタッフの方に「天使感ちゃんと出てる?」とイジられたときは、ちょっと恥ずかしかったです(笑)。
でも、キャストのみなさんと演じるときはそういう気持ちを忘れて、“天使らしさ”がウソっぽくならないように演じたいと思います。