──芝居をするうえで大切にしていることやルーティンなどはありますか?
学生時代に、自分の名前や夢、好きなものなどを書き込んで友だちと交換するプロフィール帳がはやったのですが、演じる役としてプロフィール帳を書くことにハマっています。
最近のプロフィール帳は進化していて、将来の夢とか、好きな映画ベスト3のような変わらない項目のほかに、SNSのアカウント名を書くような項目もあるんです。
プロフィール帳ってその人のベースが表れるような気がしていて。例えば、『366日』の美海はどんな映画が好きなんだろう、SNSはやっているのかなという妄想が、自分が役を愛するうえで必要なプロセスになっているなと感じたので、続けています。
──美海は、どのようなプロフィールになりましたか?
学生時代から通訳になりたいという夢があったので、洋楽を聴いているかな。SNSは、現代だったら裏垢はなくて1つだけアカウントを持っているかもしれないと思うのですが、美海の学生時代は平成なので、SNSの欄は書きませんでした。
この細かい妄想が、役の解像度を上げるうえでも大事になってきますし、楽しいです。それに、今いくつかの役が溜まってきていますが、「この役と前の役ではどう違うんだろう」と、一目でわかる感じがいいですね。
ロケ&移動が大好きな上白石萌歌「この仕事は天職ですね」
──めざましmediaの「“好き”でつながる」というキャッチコピーにかけて、上白石さんの現場での“好き”な瞬間やモノ・コトを教えてください。
私、ロケが大好きなんです。旅行とは違って、撮影中でしか感じられないものがある気がしていて。
例えば、撮影だとワンシーンを撮るのに時間がかかって、何時間もその場にいることも多いのですが、海の潮が引いてきたとか、風が気持ちいいとか、日常では感じられないことが感じられるんですよね。
あとは、移動も好きですね。長ければ長いほど好き(笑)。「こういう道を通るんだ」と発見がありますし、その日のロケに合いそうな曲を選んで聴いてみたり、役のテーマソングも決めているのでその曲を聴いてみたりして、移動中もすごく楽しんでいます。
そういう意味では、私にとってこの仕事は天職ですね。