佐藤隆太さん&加藤シゲアキさんが、山下美月さんの行動力を絶賛しました。
佐藤隆太さんが主演を務める『新東京水上警察』(フジテレビ)は、日本の連ドラ史上はじめて「水上警察」を題材にし、佐藤さん演じる刑事・碇拓真(いかり・たくま)と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇でかけ巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。
加藤シゲアキ(NEWS)さんは、碇のバディで上昇志向の強い刑事・日下部峻(くさかべ・しゅん)を、山下美月さんは、船の操縦を担う海技職員・有馬礼子(ありま・れいこ)を演じます。
このたび、海上での過酷な撮影をすでに数ヵ月もこなしているという3人にインタビュー。撮影の思い出や“船酔い”エピソード、また話題になっている山下さんの「一級船舶免許取得」の裏側についても語ってもらいました。
佐藤隆太 原作は面白くて一気読み!実写化に「指名いただいたことがうれしかった」
――まず、今回の企画を聞いた感想から教えてください。
佐藤:お話をいただいてすぐに原作を手にしたのですが、とにかく面白くて一気に読みました。小説ならではの迫力のある事件が次々と起こるので、これをすべて映像化するのは難しいだろうけれど、この題材に連ドラで挑戦するというところに気概を感じました。
そこに指名いただいたこともうれしかったですし、ぜひぜひやらせてください、とお受けしました。

加藤:僕は自分にピッタリだなと思いました。
佐藤:自分にピッタリ!?
加藤:釣りをするので(笑)。
佐藤:いや、釣りドラマじゃないんですよ、これ(笑)。
加藤:空き時間に釣りができるな、と(笑)。
佐藤:そんな仕事の決め方してるの?(笑)
加藤:俺、船酔いしないから。だから、オファーが来たのかなと思ったんです。
佐藤:僕は、がっつり船酔いするんです(笑)。
山下:ははは!
加藤:あとは、年齢的にも刑事のドラマのお話は…「そうか、僕か」とは思いましたね。内容を読む前だったんですが、企画書の段階ですごくワクワクしました。
水上に限った警察の話ってありそうでなかったというか。海上保安庁とはまた違うという説明だったので、見たことないストーリーが生まれそうだし、“抜け”のいいドラマというか、映像もダイナミックになるのかな、どうやって撮るのかな、とワクワクしました。
また、その主演が佐藤隆太さんと聞いて、「絶対、楽しい現場になるな」と。内容も楽しいし、(『失恋ショコラティエ』(2014年/フジテレビ)以来)11年ぶりの共演で、撮影もきっと楽しいし、これはやるっきゃないな、という気持ちになりました。
山下:私は、警察を題材にした作品が初めてだったので、25歳というタイミングで、年齢的にもそういう作品にも出演できるようになったのだな、と。
水上警察という分野には、あまりなじみがなかったので、いろいろ調べたり、お話を聞いたりしてつくっていくんだろうな、と思いました。
私が演じるのは、お2人とは違う部分で活躍する海技職員なので、どういう職業なのか、最初は疑問が多かったです。そんな不安もありつつ、一からみなさんとつくりあげていくんだということにすごくワクワクしました。