<西村陽次郞(チーフプロデューサー)コメント>
1995年に放送開始して以来30年、“時代を生きる人々の心”を描いてきたドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』。今回の落合皎児回顧展は、番組から生まれた初めての美術展になります。
旧知のテレビディレクターである、息子の陽介ギフレさんから企画提案を受けて実現した番組は、テレビドキュメンタリーの枠を超えて、取材対象者の人生の軌跡と故人の遺した作品に、実際に触れることができる美術展へと展開することになりました。
観客それぞれが、“1人の人生の物語”を感じ取ることができる“体感型ドキュメンタリー”といえる空間に、ぜひ足を運んでいただければと思います。