倒れた保には腹腔内の大量出血が認められた。
大黒や梵天、多聞院長たちが、まだ他の重症患者の処置をしているため、朱羅は緊急オペを開始するも、視界がぼやけてなかなか捗らない。なんとか止血をする朱羅だが、その途端、保は心停止。
すぐさま、朱羅は心臓マッサージを始めるが、20分経過しても心拍は戻らない。それでも呼び戻そうとする朱羅の声に応えるかのように、保の心拍が再開した。
朱羅(松本若菜)の目は手術できるのか…?
だが、すぐに手術を再開しなければならない。覚悟を決めた朱羅がメスを握った時、ナオミが現れた。朱羅は助手につき、ナオミが執刀。保は一命を取り留める。

患者たちの手術が終わると、大黒は朱羅が受け入れを促し、手伝ってくれたことで全員を救うことができたと感謝を告げる。すると、朱羅は大黒たちみんながいたから成し遂げられたことだと返した。
そして朱羅が、このまま視力が戻らなくなっても救急科で自分ができることをやりたいと話しているところに、阿含理事長が入ってくる。

阿含理事長は、ナオミに朱羅の手術を任せたと言う。一度は断ったナオミだが、専門医から手術方法のレクチャーを受けていたのだ。
こうして、ナオミによって朱羅のオペが行われる。

それから1年後。帝釈総合病院救急科は、いつものように重症患者たちを受け入れている。そこには、保の姿も。そして、大黒、梵天、ナオミたちの中に朱羅の姿もあり…。