翌日、救急外来には急用が入ったというナオミの姿はない。水吉歩夢(荒井玲良)たちが、こんな日は何も起こらないでほしいと話していたところに、ホットラインが鳴った。

応答した大黒に、救急隊員は高速道路での事故で複数名が負傷したと報告。しかし、大黒は救急科の一時閉鎖を鑑み、重症患者は受け入れられないと断る。

そこに、朱羅がやって来て、自分も手伝うので受け入れるよう頼んだ。

事故に巻き込まれた保(佐野晶哉)は骨折しながらも治療を手伝う

朱羅の言葉を受けて、患者たちの受け入れを容認する大黒。そんな大黒に、救急隊の吉祥寺拓巳(猪塚健太)は患者の1人は保だと告げる。保は金剛に頼まれた使いに出て、事故に巻き込まれていたのだ。

患者が運ばれてくると、手の足りなさを懸念した多聞院長も手術に加わる。保たち軽傷患者の処置にあたる朱羅と三宝加代子(阿南敦子)。足を骨折した保も朱羅たちを手伝いだす。

しかし、全員の応急処置を終え、外科に移した時、保が倒れてしまった。

閉鎖中の救急科が重症患者を受け入れたことを知った金剛は、釘を刺そうとするが、そこで繰り広げられる大黒と梵天の的確な手技に目を奪われた。そして、2人のオペを手伝うことに。